2021年9月2日木曜日

外注化阻止ニュース 第544号


JR西クラスター発生で運休
七尾鉄道部運転士46人中13人、
車掌2人が感染

七尾線で全体の3割が運休に

 JR西日本・金沢支社は8月17日、新型コロナ感染症の拡大のために8月19~31日までの期間で、七尾線(金沢―七尾・和倉温泉)の3割にあたる普通列車54本中15本、特急列車12本中2本、観光列車4本の運休を発表しました。
 JR西日本は8月14日に七尾鉄道部運転科で運転士1人の感染が発覚したことを受けて、同科の全社員約70人(うち運転士46人)にPCR検査を実施しました。8月18日時点で運転士13人、車掌2人を含む計17人の感染が確認されました。JR西日本で社員の感染による運休は初めてです。

 その後、25から平日の普通列車6本が運行再開し、30日から普通・特急列車が通常ダイヤ運行となっています。

聞き取りもせず「濃厚接触者なし」


 一方、JR東日本でも運輸区・駅・車両センターなど各職場で感染が拡大しています。しかし、真剣に感染を防止するどころか、感染の事実すら隠蔽しています。
 CTS幕張事業所でも感染者が確認されました。保健所の手が回らない中で、なんと会社が勝手に「濃厚接触者なし」と判断していました。しかも、調査したのは出勤最終日の作業時の行動だけです。その前日の勤務や食事・休憩時での状況の聞き取りもしていません。およそ信じられない対応です。

会社の責任で真剣な感染対策を

 感染拡大で保健所が対応できない状況は拡がっています。JR東日本は、いまだに会社の責任による検温も検査も行っていません。〝保健所に言われなければ検査も対応もしなくていい〟というのでは、〝現場労働者の感染対策をやる気はない〟というのと同じです。
 現場労働者の命より〝要員確保のために陽性者を見つけない〟ことを優先するなど許されません。感染が確認された職場全体でPCR検査を行うことは最低限必要な対応です。

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