2021年9月23日木曜日

外注化阻止ニュース 第547号


幕張清掃 夜勤削減社員説明会が大モメ
「こんな提案はいったん撤回すべきだ」

主任・班長、全員が「やれない」

 幕張事業所(クリーン)の夜勤削減の問題をめぐり、JR千葉鉄道サービス(CTS)は9月16日夕方に10月以降の「作業体制の変更」について社員説明会を行いました。
 吊り革消毒作業の1人削減(4→3人)についても多くの意見が出されました。
 夜勤削減については、主任・班長会議でも「この体制では回り切れない」と誰もが反対したにもかかわらず小高副所長は同じ案で説明を強行しました。
 「3日間の主任班長会議で、この体制でやれると言った人はいたのか」との問いには「誰もいません」との回答に、「手直しして出すと思っていたが、そのまま出してくるとはどういうことか」と不誠実な態度に次々と怒りの声があがりました。
 「そもそも誰が案をつくったのか」「3人削減できる根拠は」と疑問に対して会社は「作業時間の換算でできると判断した」。
 「第2基地に入区することは想定されているのか?」「第2基地までの徒歩時間は何分か?」にも答えることができず、「できると言うなら管理者を14人集めてやってみろよ」など、次々のわき上がる現場からの疑問や意見に会社は何一つ答えられない状況になりました。
 現場に何も相談せず、管理者側が勝手につくった体制案には何一つ現実性がないことが明らかになりました。
 本社の橋本クリーン部長は「体制案は再検討する。作業体制の変更については説明を続けさせてほしい」と発言しましたが「体制を見直すなら、人数も白紙に戻すのが筋だ」との意見が出され、大モメのうちに社員説明会は終了しました。

夜勤削減は白紙撤回しかない

 ぎりぎりの体制での夜間作業はケガのもとで
す。さまざまな失敗も不可避です。豪雨での遅延、座席濡れ、人員事故、臨入・特発、臨時便の増発など、何かあればたちまち超勤になります。
 さらに声を上げ、現場の実態を無視した3人
削減案を撤回に追い込もう。職場にはものが言える闘う労働組合が必要です。動労千葉に加入し、ともに闘おう。【「CTS職場ニュース」より】

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