2022年11月10日木曜日

外注化阻止ニュース 第606号


久留里・内房・外房線の廃線化許すな
12月4日に久留里駅近くで地域集会

日時12月4日(日)13:30~
場所上総公民館(上総地域交流センター)
  君津市久留里市場192-5
  ※JR久留里駅前 徒歩すぐ
  ℡0439-27-3181


 国交省は今年7月、地方の鉄道廃線化に向けた提言を発表しました。JR各社は「廃線対象線区」の収支を発表しています。
 千葉では、久留里線・鹿島線と、内房線・外房線の一部が挙げられ、特に久留里~上総亀山間は「収支率最悪」と悪宣伝しています。
 JR東日本は「すでに地域との話し合いを始めた」と発表しています。久留里線(木更津駅~君津市の上総亀山駅を結ぶ)が廃線となれば、内房線や外房線を含めた廃線化につながります。


 地域にとっては生活も観光も大打撃を受ける重大問題です。鉄道だけでなく、医療、教育や公共サービス、地域社会全体が壊されてしまうことにつながります。
 現場の労働者にとっては職場が奪われる重大問題です。
 地域には、これまで運転本数を減らし、直通運転を削り、ワンマン化や無人駅化を進めてきたことへの怒りがあります。廃線化が狙われる状況に危機感も大きくなっています。
 動労千葉は、この問題に地域とともに反対の声をあげるため、12月4日に地域集会を開催します。

廃線化・4千人削減に反対

 全面的な廃線化は、職場における「鉄道部門4千人削減」「転籍・副業促進」と一体です。鉄道業務とそこで働く労働者をないがしろにする攻撃は許すことはできません。
 会社は職名廃止・業務融合を進め、全面的なワンマン拡大を公言し、ジョブローテーションの名のもとに強制配転が相次いでいます。
 会社は現場労働者に自ら手を挙げさせて協力させ、お互いに競争させようとしています。


 職場に必要なのは競争ではなく団結です。闘う労働組合です。職場からの反撃こそ攻撃を打ち破る力です。動労千葉とともに全面廃線化・業務融合・4千人削減に反対の声をあげよう。

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