2022年11月23日水曜日

闘いなくして安全なし No.375


「鉄道部門4千人削減」攻撃うち破ろう

11・6日比谷で動労千葉・渡辺書記長が訴える


11月6日、動労千葉、関西生コン支部、港合同などの呼びかけで11月労働者集会が日比谷で開催されました。動労千葉の渡辺書記長は、JR東日本の「4千人削減」攻撃との闘いを訴えました。発言を紹介します。

 JRの職場においては、鉄道部門を4千人削減して、転籍や副業を促進するという激しい大合理化の攻撃が始まっています。

権利も安全も破壊する大攻撃

 JR東は鉄道で働く労働者の職名をすべて廃止し、乗務員と駅業務、清掃や売店などと業務融合するという攻撃を進めてきました。乗務員区ではジョブローテーションの名の下に強制配転が相次いでいます。
 矢継ぎ早に行われた攻撃は、この大合理化に向けたものでした。
 現場労働者に激しい労働強化を強制して、グループ会社に突き落として、非正規化していく攻撃です。どこで、どんな業務をして働くのかも、勤務指定一つで会社の好きにできるようにしようとしています。
 そうなれば労働者の権利は壊されてしまいます。安全を破壊して、鉄道そのものを切り捨てていく攻撃です。絶対に許すことはできません。

団結して闘うことが必要

 現場では、生き残るためにゴマすりに走る人や、やる気を無くされてしまう人が出ています。会社の狙いは、現場労働者に自ら手を挙げさせて、攻撃に協力させて、お互いを競争させていくことです。そうではなくて、団結して闘うことが必要です。
 最大の反撃は動労千葉の組織拡大です。動労千葉への結集を訴えるためにも、闘う姿を見せて行くことが必要だと思います。動労千葉はこの大合理化攻撃に断固反対を貫いて闘います。

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