2013年3月2日土曜日

外注化阻止ニュース 第59号

外注化阻止ニュース第59号

 

出向者をJRへもどせ!
本日 幕張でスト

36 協定結ばないから事業所廃止!?

 幕張車両センター内にあるCTS幕張運転車両所では、36協定も結ばずに時間外・休日労働を命じる違法行為が続いています。2月21日に労基署が入り、違法な時間外労働だけでなく、変形労働時間制の規制違反も摘発されました。
 労働基準法32条では1日8時間の法定労働時間が定められています。基準法違反は刑事責任を問われます。基準法36条に基づく協定の締結と届出によって刑事責任が免責され、初めて「適法」に時間外・休日労働を設定することができるのです。
 ところがCTSは、36協定を結ばないなら幕張運転車両所を廃止する」として、本日3月1日に車両の清掃業務を行う事業所との統合を強行しようとしています。

強制出向者をJRに戻せ

 昨年10月の外注化強行で強制出向となって5カ月。CTS幕張運転車両所への出向通知を受けて出向させられたのです。その事業所を廃止するというのなら直ちにJRに戻せ、あまりに当たり前の要求です。
 この事態は、外注化のデタラメな実態を象徴的に示しています。CTSは、検修・構内業務の技術力や経験がまったくないばかりか、労働基準法を守ったり、労働時間を管理することもまともにできない会社なのです。基本中の基本の法律も守れないCTSには業務請負の資格はありません。
 同時に、これはJRの責任が大きく問われる問題です。労働者を無法地帯に突き落とすのが外注化なのか! JRは直ちに委託契約を解消し、業務をJRに戻せ!
 動労千葉は3月1日、第1波の春闘ストライキに突入します。幕張本区の仕業・構内業務を対象に半日の時限ストに入ります。
 外注化粉砕の第二ラウンドが始まりました。動労千葉と共に闘おう。

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