2013年7月16日火曜日

動労水戸 7・16被曝労働阻止ストビラ

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被曝車両の検査・運用絶対反対!
7・16スト決行
参院選東京選挙区は
「原発絶対反対」の「山本太郎」へ

 すべての皆さん!私たち動労水戸はJR水戸支社による被曝車両K544編成の検査・運用強行に反対し、7月16日にストライキに突入します。私たちと共に闘い、国と会社による被曝強制を弾劾しましょう!命と安全に対する責任を完全に投げ出した国とJRを絶対に許してはなりません。
 私たちは、原発再稼働と避難区域解除のために国とJRが一体となり、内部被曝の危険を無視して被曝車両の検査・運用を強行することに絶対に反対します。水戸支社は団交の中で「放射性物質があることは認める」と言う一方、「K544のホコリそのものの線量は測らない」「線量の高い箇所を交換したからK544は通常の車両と同じ。作業も通常の作業として行う。特別な対策は取らない」と発言しました。会社の言う「安全」の唯一の根拠は、政府が原発事故以降福島県民に強制している年間20mSvです。しかもこれはあくまで外部被曝の基準であり、内部被曝の危険については一切答えられなかったのです。それでも作業を強行するのは「車両の運用さえできればあとは知らない」「国や会社の決めたことに逆らうな」ということに他なりません。国や企業の決めたことは正しいのか?水俣病、薬害エイズ、石綿…過去のあらゆる公害・薬害問題で責任逃れを図り被害を拡大させてきた張本人は国であり企業です。もうだまされてはなりません。目先の利益のために人間の命も生活も破壊してきたのが国であり企業なのです。
 今回の交番検査で最もホコリを吸い込む下回りをやらされるのは20代の青年たちです。最も賃金の低い青年が、最も危険な作業をやらされるのです。これこそが非正規労働者が2000万人38%を超えた日本社会の現実です。こうした現実に対して、団結して闘うのは労働組合の当たり前の責任です。
 線量の高い地域を走る水郡線の業務、国交省とJRが目論む「常磐線竜田延伸」に向けての復旧作業など、どれを取っても被曝が課題となる業務です。会社はあらゆる業務を危険労働でなく「通常の業務」として押し切るつもりです。闘わない労働組合は「会社の命令には逆らえない」と言い訳し、会社は「政府が言ったから安全」、政府は「(御用)学者が言ったから安全」と責任のなすりつけあいを続けるつもりです。最後にはまたしても「想定外」を持ち出すのでしょうか?こんな腐った連中にかけがえのない命と人生を預けていいのでしょうか?責任を投げ出し、労働者に危険を強制する会社の命令に共に「NO!」を叩きつけよう!今こそ動労水戸に入り、K544の検査・運用を阻止しよう!

JRは労働者・利用者に被曝を強制するな!

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