2014年2月6日木曜日

外注化阻止ニュース 第106号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


駅業務の外注化を直ちに中止し
JRは全員を正規雇用にせよ!


 JR東日本が08年から導入した運転士のライフサイクル制度に対して怒りの声が大きくなっ ています。ライフサイクルは、平成採の運転士 を例外なく3年以上、駅に強制配転し、「運輸 のプロを養成する」と称して開始されました。
 しかし、現実には、駅の要員不足の穴埋めで行かされているのが実態です。駅の要員不足の 原因は、駅業務を外注化し、委託駅を増やして いるからです。〈駅業務は、ライフサイクルの運転士と契約社員のグリーンスタッフ、CTS などで回せばいい〉と会社が駅員の養成を行っ てこなかったからです。
 運転士は運転士として、駅員は駅員として、仕事に誇りと責任を持って働けるようにすれば 本来はなんの問題もないのです。
 会社は、駅業務の全面的な外注化と非正規化にひた走っています。首都圏5支社(東京・横 浜・八王子・大宮・千葉)では駅の規模に関わらず外注化を進めています。契約社 員のグリーンスタッフは5年で雇い 止めされ、CTSなどの委託会社が さらなる低賃金で雇っています。駅 の外注化と非正規雇用化を進めるた めに、会社は、運転士のライフサイ クル制度を導入したのです。
 二重三重の意味で、ライフサイクル制度を認めることはできません。 JRが進める外注化・子会社化は、 JRで働く労働者全体の問題です。 外注化の結果、同じ鉄道で働く労働 者が違う会社にバラバラにされ、雇 用形態も分断されています。意思疎 通もままならず鉄道の安全がないが しろにされています。
 外注化とライフサイクルに反対しよう!

ニュースへのリンク