2014年4月10日木曜日

外注化阻止ニュース 第115号

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病気の労働者に「辞めろ」の暴言!
行方所長は背面監視をやめよ

 
  JR千葉鉄道サービス(CTS)幕張事業所の行方(なめかた)所長への怒りが職場で渦巻いています。
 幕張事業所では昨年5月以降、熱中症などで救急搬送が5回も発生し、成田空港駅では過酷な労働環境により動労千葉の組合員が勤務中に亡くなりました。こうした状況にもかかわらず、CTSは労働条件をまったく改善しません。その典型が幕張事業所の行方所長です。
 行方所長は、糖尿病を患った労働者からの「泊勤務をはずしてほしい」との要望に対し、「泊勤務ができないなら辞めろ」と暴言を吐いたのです。長い労働生活の中では病気は望まずとも誰でもあることです。もちろん会社には法的な安全配慮義務があります(労働契約法「使用者は…労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をする」)
 泊勤務を外して日勤勤務に当てるなどの措置は当然の配慮です。しかし、行方所長は、本人からの要望を無視して「辞めろ」と何ら対策を行わず、労働者を退職に追い込んだのです。
 また幕張事業所では、清掃業務の「できばえ検査」で合格点に達しない月が2カ月続くとJRからの委託料が削減されるため、行方所長は、労働者の後をつけ回して「窓に脂」「床に髪の毛」などと陰湿な手口で作業を監視しているのです。
 こんなことをしても簡単に点数が上がるはずはありません。現場からは要員数が足りないとの声が上がっています。清掃業務はきつく、賃金も安く抑えられているので労働者が集まらないのです。この決定的な事実を黙殺しているのが行方所長です。

安い委託料、天下りには高額報酬

 何よりもJRが委託料を不当に安価に抑えていることが問題なのです。委託料が安いためにCTSは人も雇えず、きつい作業になっているのです。
 しかもその一方では、CTSにはJRからの天下りポストが用意され、行方所長のように仕事も分からない管理者が現場で働く労働者よりも相当多額の賃金・報酬を得ているのです。
 すべての業務と労働者をJRに戻すことです。労働者イジメの行方所長は直ちに辞めろ! JRとCTSでの労働条件を改善させよう。

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