2015年8月7日金曜日

闘いなくして安全なし No.036

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFTVVwdGdKb0lKdE0/view?usp=sharing


3月ダイ改の問題点 (佐倉運輸区編)
400㎞超走行で仮眠4時間

「このままだったら事故になる」

 佐倉運輸区では、3月ダイ改で乗務距離が400㎞を超える泊行路が4本に増えました。

*乗務距離400㎞以上の行路
 293行路427.5㎞
 283行路414.3㎞
 290行路411.3㎞
 282行路407.5㎞

 この中で293行路には、まともな仮眠時間もありません。仮眠前最後の列車到着後の点呼は0時50分、明けの最初の列車の出発前点呼5時12分。その間は4時間22分です。そのため、実際の仮眠時間は4時間を切ってしまいます。もしダイヤが乱れたら、短い仮眠時間がさらに削られることになります。
 翌朝の勤務は、乗務時間が約3時間半、拘束時間は6時間です。その上、この行路は朝食時間もまともにとれないのです。

ライフサイクルより行路緩和を

 「このままだったら事故になる」「やってられない」「ダイ改ごとに勤務が厳しくなっている」「これ以上の労働強化は絶対に認められない」職場からは、怒りの声があがっています。
 乗客を乗せて安全に運行することが運転士の責務です。しかし、こんな行路では安全は保たれません。
 会社はライフサイクルで運転士を駅に強制配転しています。しかし、駅から戻ってきた運転士は、「ブランクで運転が怖い」と話しています。その要員を行路緩和に回し、運転士としての経験を継続させれば、より安全に運行できるはずです。
 行路緩和、65歳まで働ける労働条件確立に向け、動労千葉とともに声を上げよう。

ビラへのリンク