2018年1月28日日曜日

日刊動労千葉 第8396号

2018年 青年部新春座談会

職場で闘い組織拡大実現しよう
外注化、地域切り捨て粉砕、
CTS月給制・大幅賃上げ獲得へ

北嶋本部副委員長、青年部長 千葉転支部
渡辺青年部書記長 幕張支部
川島常任運営委員 京葉支部


北嶋:昨年は、動労総連合青年部を結成し闘ってきました。今年の闘いに向けた青年部の決意を、新副委員長になりました北嶋が伺いたいと思います。

安全破壊する外注化を粉砕しよう

渡辺:最近でいうと、新幹線台車に亀裂が入ったまま走り続けた事態ですかね。
川島:あと3㌢で破断ですよね。新幹線もとうとう安全破壊だなと思いました。安全神話が崩れちゃっいましたよね。
北嶋:車両の整備とかをグループ会社化すること自体がおかしい。JR東日本で全部管理するのが当然だよ。
渡辺:いつの間にか宣伝もJR東日本グループになってる。昔はJR東日本といっていたのに。
北嶋:CMとかなってるね。そうやって、次々にグループ会社に外注化していっちゃってる。出向裁判の判決もグループ会社ありきって内容だったよね。
渡辺:会社はグループに技術が内在していればいいっていう考えだから。それが現実にそうじゃないということが起こってる。新幹線のことも対岸の火事ではない。
川島:もし台車が破断したら大惨事ですよね。
北嶋:西日本や東海でも外注化が進んでるね。
渡辺:東日本と変わらないよね。
北嶋:新幹線の検査周期を初めて延伸したのも大きいよね。メンテナンスって一番気を使って金もかけなきゃいけないとこなのに。人も減らされてるんだよな。
川島:新幹線はすごい速度で走ってるのに。西日本は尼崎事故(05年福知山線脱線事故)を起こしたでしょう。利益優先、ダイヤ優先で何も変わってないですよね。
北嶋:千葉の列車も何十年と走ってるようなのも多い。ちゃんとメンテナンスしないといつ壊れるかわからないよね。外注化、分社化でグループ会社にしていくなんて止めるべきだよね。
渡辺:それこそ台車がバカッと割れるかもしれない。千葉支社管内でも何件か事故が続いている。台風とかいろいろ重なって。
北嶋:正当な評価をしてないよ。そういう安全とかメンテナンスにちゃんと金を使えって。線路の状態だって実際どうなのかなと思うよ。そんないい周期でやってるわけじゃない。
渡辺:危なかったら列車は止めるべき。だけど人を減らしたり合理化を進めたら、復旧までの時間は伸びるよね。メンテナンスには金をかけないと。
川島:信越本線が雪で16時間も止まったのもそうですよね。人がいなくて除雪は乗務員たちだけだったり、排雪機械がちゃんと動かなかったり。
北嶋:コスト削減のせいだよね。それで実際に営業運転してるところで壊れるってね。
渡辺:千葉でも内房線とか外房線で駅がどんどん外注化や無人化されてる。人も減らされて、営業時間を短くして、不在の時間が増えたり。何かあったら、本線のこともやらないといけないのに全部乗務員が対応しないといけなくなる。
北嶋:それで指令の指示に従えってね。

地域切り捨てのダイ改阻止

渡辺:指令の指示に従ったら台車が割れちゃったし。でも、自分の最寄り駅の営業時間短縮の貼紙は初めて見たなと。
北嶋:今度のダイ改では、外房線でも実質的に系統分離されてるよね。
渡辺:困っちゃいますよね。今まで届いていたのが届かなくなる。
北嶋:千葉方面に出てくる人間のことを考えてないよな。時間帯によってはすごい人が乗ってるのに4両とか。利用しないでくださいといってるのかと思うよ。内房線でも「内房線と地域を守る会」からの署名受け取って「しっかり受け止めます」みたいに言っておいて1往復削減。ふざけるなよってね。
渡辺:ローカル線切り捨てですよね。九州では100何本削減するらしいですよ。
北嶋:何でもかんでも切り捨てればいいってもんじゃない。臨時の自転車用の車両を走らせたりするのもいいけど、普段生活している人のことを考えないと。
渡辺:やっぱり鉄道には公共交通機関の役割がありますからね。
北嶋:高齢の方も電車を利用するんだし、そういう人に優しくないとね。
渡辺:駅でも台東とか降りられないですよね。階段だし。どう対処するのか。降りないで下さいっていってるようなもの。
北嶋:長者町駅も上りが大変だよ。駅員一人しかいなくて車椅子の人が来たらどうするのか。茂原に乗務員詰め所も造ったりね。
渡辺:系統分離のためですかね。
北嶋:そうするから造ったんだろうね。
川島:それなのに常磐線は人もいないところに採算度外視で延伸するんですよね。電車が通ってるから住めるだろって、事故で止まったらどうするんですかね。みんな被曝させようっていうんですかね。

CTSは月給制・大幅賃上げを

北嶋:CTSでも就業規則改悪を粉砕したり全員の無期転換を実現したりしてるよね。
川島:京葉車両センターでも半分くらいが対象になってます。
渡辺:無期転換を闘って勝ち取れたことは大きい。100%JRの持ち株会社のCTSだからね。もともと選別すると言ってたのが、全員になった。
北嶋:自動車とか大学で無期転換逃れが横行してる中だしね。無期転換問題連絡会を立ち上げて、次の闘いに進んでる。
川島:これまで建前は「一時的な雇い方」だったけど、これからは65歳までを前提にした雇用になる。まず月給制に戻せと言いたいですね。「給料は減らない」って会社は言ってたけど、結局減ったじゃないか。特休消化も、今までは喜ばしいことだったのに、今は賃金カットになる。何も良いことがなかった。
北嶋:ほんとデタラメやってるよね。
川島:月給制にしても人が増えなかったから時給制にしたと言っていた。けど、あれからエルダーの人以外では一人も来てない。やっぱり月給制に戻した上で、ちゃんと賃上げさせたいですね。

組織拡大に向けて闘おう

北嶋:最後にこれからに向けた決意を聞きたいと思います。やっぱり組織拡大したいよね。みんな自分の仕事を大事だと思ってるんだと思うんだけどね。特勤手当は廃止されるって言われてる。この先、俺たちだって職を失うかもしれないよな。
渡辺:乗務員ってやっぱり要なんですけどね。
北嶋:社員全員を軽く見ているよね。現場で働いている人間を軽く見てるなって思うよ。無人運転できるからもう乗務手当は出しませんって。人を人として雇って、自分たちがやってないことをやらせてるんだから。そこは突っ込んでやっていきたい。メンテナンスもそれぞれの技術があって仕事をやってる。そういうことは評価されて当然だと思う。
渡辺:メンテナンスはコストカット一辺倒ですよね。新幹線のこともそう。
北嶋:全部外注会社がメンテナンスやるって他人事じゃないよね。
渡辺:自分も出向してメンテナンスしてましたからね。自分はこんなの間違ってると思ってやってるから心意気がある。でも、グループ会社の人の立場だとどういう気持なのかなと思いますね。同じ仕事で給料もずっと安くされてる。そういうことも許さず、組織拡大につなげたいですね。
北嶋:待遇が悪い。みんなどんどん落とし込められている。正当に評価されてないよ。
川島:自分はやっぱり月給制ですね。時給制だと生活も不安定になる。春闘で大幅賃上げ、手当と月給制をかちとりたいです。
北嶋:今まで乗務員の立場でしか考えてなかった。副委員長になったからってこともあるけど、同じ会社で働いている仲間と会っていろいろ考えるようになった。大事な部分を軽視されないような環境にしたいね。自分たちの仕事は大事なものだとアピールして、会社からの攻撃を取っ払うような活動をしたい。ありがとうございました。

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