2018年9月2日日曜日

日刊動労千葉 第2502号

猛暑の中、
反戦・反核、改憲=戦争阻止を闘い抜く!
11/4全国労働者集会
改憲阻止! 1万人大行進へ!

▽8・6ヒロシマ大行動

8・5国際反戦反核集会


 8月5日、広島市東区民文化センターホールを満杯にして国際反戦反核集会が開かれた。
韓国からはサード配備撤回ソンジュ住民対策委員ソソンリ対策本部長パクチョルジュさん、城西公団労組委員長キムヒジョンさん、民衆行動代表イドクチェさん。アメリカから、「反戦の母」のシンディー・シーハンさん。平和と正義センターのシャラット・G・リンさん、中東からは、イラクの医師・フサーム・ムハンマド・サリッヒさんらが発言し、トルコ・UIDーDER、ドイツ・ゴアレーベン、米・UTLAのアーリーン・イノウエさん、ブラジル・コンルータスを始め海外から多くの連帯メッセージが寄せられた。
田中委員長は、「私たちがなすべきことは労働運動を再生させ、労働者階級が力を取り戻し、戦争を生み出す政府を倒すことだ。改憲情勢に立ち向かう日本の労働者の新しい歴史の1ページを開こう」と、11・4労働者集会の大成功を呼びかけた。

8・6ヒロシマ大集会

  原爆ドーム前に500人が結集し、中国電力までのデモを闘う。
 ヒロシマ大集会には900人が結集。繁澤副委員長が決意表明した。韓国・テグの民衆行動事務局長イジョンジェさんとアメリカのシンディ・シーハンさんが国際連帯のアピール。原爆記念館までのデモを闘う。

▽8・9長崎闘争


 8月9日、長崎は被爆から73周年の暑い暑い夏を迎えた。前日の8日には、長崎市内で街頭宣伝と集会とデモを貫徹。9日朝、爆心地公園に到着後、11時02分原爆投下時間に黙祷し『戦争絶対反対、改憲阻止!』の思いを強くした。
 13時30分から、長崎県勤労福祉会館において、「8・9長崎集会」がNAZENナガサキの主催で開催された。主催者あいさつとして長崎被爆者・城臺美彌子さんが、「安倍こべさんは、戦争をする国をつくろうとして9条に自衛隊を入れようとしている。今、反対しなければいけないし許してはなりません。安倍を引きずり下ろし、反戦反核で闘いましょう」と発言。
 韓国からは、全国期間性教師労働組合キョンサン支部のソブンスク支部長が「ソウルから離れた地方の貧しい所に原発が密集し、必要電力より多い原発が存在する。たとえ電気料金があがっても原発は絶対いらない。共に闘いましょう」と発言。
 アメリカから平和と正義センターのシャラット・G・リン氏が発言。福島からは、福島診療所建設委員会の佐藤幸子さんが「福島の子供の甲状腺がんは6月に199名と発表されました。4才以下はいないと言って居ましたが、1名いることがわかりました。もう安全だと言いたいのかモニタリングポストの撤去が始まっています。これからも福島の子供たちを見守っていきたいと思います」と発言した。 「合同労組YUI―結―」の女性労働者が改憲反対を呼びかけた。動労千葉から中村執行委員が参加した。

▽民主労総招き8・12集会

 8月12日に東京都墨田区の曳舟文化センターホールで「アベを倒して改憲とめよう!8・12集会」が開催され550人が集まった。国鉄闘争全国運動呼びかけ人の伊藤晃さんが「天皇・オリンピック・憲法」と題して講演。コメディアンの松本ヒロさんによる「コント 国中歯ぎしり」で会場は爆笑の渦に。
 民主労総ソウル地域本部からクジャヒン副本部長が、「ロウソク抗争でパククネを打倒したが、労働者の生活は変わっていない。民主労総200万人へ、職場から韓国社会を根本から変える」と決意を述べた。動労千葉の田中委員長が「UAゼンセン労組が資本の手先となって産業報国会化し、改憲を進めようとしている。職場から労働組合がなくなったときに戦争にいく。乗務員勤務制度の解体にストライキで闘います」と宣言した。

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