2018年9月27日木曜日

外注化阻止ニュース 第390号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka390.pdf


CTS団交  県内時給を1000円に
全職場から声あげ賃上げかちとろう

 動労千葉は9月12日、最低賃金引き上げに伴う賃金引き上げ、労働条件改善に関してCTSと団体交渉を行いました。
 千葉県内では、10月1日から最低賃金が895円になります(現在は868円、27円の引きあげ)。多くの事業所で試用期間と60歳以上の時間賃金額が抵触することになります。
 組合からは「県内全域で最低額900円、千葉地域では最低でも時間額1000円への引き上げを」と強く要求しました。

深夜早朝手当の格差改善を

 さらに組合から、深夜早朝手当の地域格差の改善、全社員に対する住宅手当、契約・パート社員への扶養手当の支給に関しても、あらためて会社に求めました。
 特に住宅手当については「運転車両の若いプロパー社員の場合、遠くから応募した方も多く、賃貸住宅の人がほとんど。家賃を払ったら、いくらも残らない。離職対策という観点からも住宅手当について強く検討を」と申し入れました。

今年度の無期転換該当者は23人

 今年度の無期雇用転換の対象者については、対象者は23人。組合からは、昨年度までと同様に申請にあたって「無期雇用転換を希望する」「65歳まで働く意思がある」と表明するだけでよいことを再確認しました。

熱中症対策、全事業所で平準化を

 今夏の熱中症対策に関して「麦茶やスポーツドリンク、経口補水液などについて、準備が進んでいる職場とそうでない職場の格差が大きい。組合員から現場で要求を出し、ようやく改善され始めた職場もある。熱中症指数計の採用も含めて本社主導で、全事業所で同じように対策を進めてもらいたい」と要求しました。




組合 東京都内では985円になる。県内では 最高額である千葉地域の時間額(現在、970円)を上回る。これでは人が来ない。 生活の維持・向上と要員確保の観点からも 約3%(30円)の引き上げは絶対に必要。今年度の新規採用の状況は。
会社 4~6月(3か月)で面接が50数人、採用が40人弱、そのうち30人弱が定着している。
組合 清掃は鉄道業務になくてはならない仕事のはず。それに見合った賃金を出すべき。
会社 現状で、CTSが他の清掃会社と比べて特に安いわけではない。
組合 仕事を探している人は清掃業だけを探しているわけではない。世間の相場との関係でも時間額1000円を強く求める。世界的には「最低でも時給15㌦」を求めて闘いが起きている。

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