2019年12月11日水曜日

外注化阻止ニュース 第457号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka457.pdf


CTS年末手当  今年も格差回答を維持
正規・非正規の格差是正はまったなし

契約・パートはわずかに上積み

 JR千葉鉄道サービス(CTS)は12月2日、今年度年末手当について回答しました。
 社員は基本給3カ月と一時金3万円(前年比同額)、嘱託社員は基本給+地域手当の3カ月と一時金3万円(前年比同額)。契約・パー ト社員は、労働時間40~100時間の者は2~5万円と一時金3万円、100時間以上の者は4~12万円と一時金5万円。
 今冬から「勤続5~10年」「勤続10年以上」の区分をなくし、勤続5年以上の者はすべて同額となりました。
 現場からの切実な要求を突き付け続けた結果、100時間以上の契約・パート社員でわずかな上積みとなりましたが、消費増税や諸物価の引き上げが続く中、現場の求める水準からは程遠い低額回答です。
 動労千葉の団体交渉において繰り返し要求してきた社員と契約・パート社員の格差是正には応じず、今年も格差回答を強行しました。

グループ会社の賃金抑制やめろ

 回答に先立つ11月26日、動労千葉は、年末手当をめぐる2回目の団体交渉を行いました。CTSの今年度前期(4~9月)の決算概要は、営業収益は約5300万円の黒字見込みが示されました。
 JR東日本の今期の中間決算は増収増益、営業利益は2965億円(前年比1・5%増)です。グループ会社への業務委託(外注化)と賃金抑制で空前の黒字を積み上げているのです。

早急に賃金や手当の格差是正を

 来年4月1日には、正社員と契約・パート社員の格差を禁じる「同一労働同一賃金」(パートタイム・有期雇用労働法)が施行されます。同じ職場で同じ仕事の場合は、基本賃金、期末手当、福利厚生などの格差は許されません。
 CTSでも正社員と契約・パート社員間の格差是正は待ったなしです。全社員への住宅手当の支給、契約・パート社員の扶養手当の新設、時給や深夜早朝手当の事業所間格差の解消など、課題は山積みです。共に現場から声をあげよう。


年末手当回答の推移(年末手 当+一時金)

2018年末 2019年末
社   員 3カ月+3万 3カ月+3万
嘱   託 3カ月+3万 3カ月+3万
契約・パート(百時間以上)
~6カ月 な   し な   し
6月~1年 3万+5万 4万+5万
1~3年 4万+5万 5万+5万
3~5年 6万+5万 7万+5万
5~10年 9万+5万 5年以上は同額
10年~ 11万+5万 12万+5万