2020年1月24日金曜日

外注化阻止ニュース 第462号

https://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka462.pdf


鉄道業務と安全を放棄するな
運転士・車掌の職名廃止に反対の声を!

「赤字なら鉄道撤退も選択肢」

 『JR九州、完全民営化で鉄道事業が〝副業化〟…赤字なら「鉄道撤退」も選択肢に』――Business  Journal がショッキングなタイトルの記事を発表しています。
 JR九州の青柳俊彦社長は、鉄道事業について「公共性を根拠に赤字でも事業を続けるべきではない」とまで言っています。
 公共交通機関である鉄道事業は地域の生活の基盤をなすものです。そのため国の責任で整備し維持していくという考え方で運営されてきました。
 しかし、民営化を契機に「儲かるかどうか」がすべての中心に据えられていきました。
 JR九州は「地元に密着した鉄道サービス」を標榜し、列車の高速化や増発も行ってきました。それが完全民営化以後の18年3月ダイ改では、新幹線や在来線特急を含む117本が削減されました。
 ここには以前の「鉄道が赤字でも副業などの黒字で補填する」という考え方さえもはやありません。鉄道事業を「副業」のように考え、「黒字でなければ企業として意味がない」「赤字なら鉄道から撤退もある」というのです。

職名廃止は「鉄道会社」の放棄


 JR東日本は、4月1日に運転士・車掌の職名を廃止しようとしています。それは、公共交通機関を担う「鉄道会社」であることを放棄しようとしていることの表れです。
 「自動運転」「ドライバレス運転」を掲げても、4月1日に運転士や車掌の仕事が変わるわけではありません。それでもあえて職名を廃止するというのです。「鉄道会社としてのこれまでの常識は通用しない」とJRで働く労働者に突きつけることが目的です。労働者をあきらめさせて、抵抗できなくさせようという狙いです。
 しかし、こんな形で鉄道業務とそこで働く労働者を軽んじていけば、鉄道の安全が破壊されます。事故につながる。だから、絶対に認めることはできません。
 動労千葉は、「運転士」「車掌」の職名廃止に対して断固反撃に立ち上がります。動労千葉とともに、職場から反対の声をあげよう。

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