2020年9月4日金曜日

闘いなくして安全なし No.274

 「1000億円コストカット」?!
大合理化・労組破壊に反撃しよう

 
 JR東は4~6月期の連結決算で1553億円の赤字を計上しました。そして1000億円のコスト削減を通年で行う計画だと公表しました。夏季手当の削減で約110億円が削減されています。これだけでも許しがたいのに、その9倍以上のコスト削減をやるというのです。

コロナ禍に便乗するな!

 深澤社長は、「コストが下がらなければ会社は存続できない」「大胆にコストを見直す」と打ち出しています。これまで30年余り巨額の利益をあげ続けてきたのに、今期の数値だけを振りかざして労働者を脅しているのです。
 さらに「〝鉄道ありき〟でものを考えるな」とまで言っています。〝鉄道などどうでもいい。金儲けがすべてだ〟とでもいうのでしょうか。公共交 通を担う会社の社長が言う言葉ではありません。
 〝これまでなら簡単でなかったこともコロナに便乗すれば強行できる〟と考えているのです。

画策される大合理化攻撃

 大規模な要員削減、賃金抑制や賃下げが狙われています。とくに会社は5万3千人の社員の内1万3千人を占める乗務員を問題にしています。乗務手当廃止をはじめとした大々的な賃下げ攻撃を狙っていると見る必要があります。
 また、終電繰り上げなど列車運転本数の大幅な削減が計画されています。それは中長編成ワンマン化や新乗務員勤務制度と一体で運転士・車掌の大規模な要員削減につながるものです。
 「業務量減少その他経営上の都合により休業を命ずる」という就業規則改悪も重大な攻撃です。労働者の首切りや地方ローカル線廃止のための手段にまでなるからです。

社友会でなく職場に闘う労働組合を

 JRはコロナに乗じて労働者の労働条件や雇用を奪おうとしています。だからこそ、労働組合をめぐる闘いが最大の焦点です。社友会による職場支配を絶対に許してはなりません。
 団結を守りぬくことができれば、労働組合の力は決して小さくありません。動労千葉は国鉄分割・民営化や外注化攻撃との闘いで、そのことを示してきました。職場に必要なのは闘う労働組合です。

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