2020年10月28日水曜日

日刊動労千葉 第8860号

 「仕方ないのか?仕方なくなんかない!
そうですよね!それが集会の核心です!」
社会保障としての医療を取り戻そう!

10・10ふなばし集会



7月10日、コロナ禍で奮闘する医療従事者への犠牲の押しつけ、ボーナスカットに反対し、船橋二和病院労働組合の看護師、医師たちがストライキに立ち上がりました。テレビや新聞でも大きく報道され、日本だけでなく、世界中から激励の声が寄せられました。


10月10日には、船橋勤労市民センターにおいて、「地域医療・介護を、社会保障を守ろう! みんなの手で取り戻そう! ストライキ報告&これからの展望をみんなでつくる10・10ふなばし集会」が、180名の参加で開催されました。

組合員のスト報告に感動

組合員のストライキ報告は、そこにいたる「葛藤」や「決断」、「リーダーのあり方」など、動労千葉が国鉄分割・民営化とストライキで闘った当時を彷彿とさせ、多くを学び、感涙の大感動でした。

「介護、教育、非正規公務員、中規模民間病院、鉄道現場からも、みんな苦闘しながらも、『仕方ない!』に屈せず闘っている報告を頂きました。お互いの闘いが共鳴しあって強くなっていく。それが労働者の闘いの有りようだとよくわかりました。

国や地方自治体はコロナ情勢で医療が崩壊しかかっていることが露わになったにもかかわらず、医療現場における病院の統廃合、独法化、民営化を一気呵成に進めようとしています。

この情勢は、仕方ないのか? 仕方なくなんかない! そうですよね! それが集会の核心です! 職場で闘って、またお会いしましょう!」と、この集会を高らかに報告しています。共に闘いを進めよう!


外注化・民営化といかに闘うか
葛飾労組連職場報告交流会

10月10日、堀切地区センターにおいてコロナ感染が拡大する中で、毎年行っている春闘時の「葛飾労組連職場報告交流集会」が開催されました。
葛飾区労働組合連絡会(葛飾労組連)は、葛飾地区労からの伝統を引き継ぐ労働組合・労働者の共闘組織です。動労千葉は新小岩支部の時代から、争議支援、春闘、反戦デモなどに参加しています。 なにより、三里塚ジェット闘争、1047名解雇撤回闘争、動労千葉の闘いに多くの支援を受けています。

北村君、並木君が報告

今回のテーマは業務委託・民営化。メインの報告は3本。上下水道職場の業務委託、水道民営化と闘う東水労。会計年度任用職員制度の運用開始の中で格差是正、組織化に取り組む葛飾区職労。さらに動労千葉から、ジョブローテーション、検修外注化、ワンマン運転拡大について北村執行委員が、貨物職場での課題について千葉機関区支部の並木君(動労千葉新小岩地域班・葛飾労組連副議長)が報告を行いました。

各報告に対して質疑応答の時間もたっぷりとり、例年以上に中味の濃い交流ができました。さらに、葛飾地域で闘う争議組合から闘いの報告が行われ、地域共闘と団結を深めました。

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