2011年10月3日月曜日

DC通信No.163

人事・賃金制度改悪阻止!東労組の裏切り妥結を許すな!

 人事・賃金制度改悪は業務外注化と一体で、相互に雇用破壊を促進し合う攻撃です。賃金決定から労働組合を排除し、総額人件費の抑制=賃下げを労働者に強制し賃金をもって労働者を分断し団結の基盤そのものを破壊する攻撃です。基本給表を廃止し、管理者だけを優遇、「飛び級」「試験+昇格審査」「特別加給」など会社の裁量権を大幅に拡大し、労働者同士の団結を破壊し労働者同士を蹴落とし合わせ会社のロボットのような人間を造る制度です。また業務を全面的に外注化しJR本体には管理部門的要素以外ほとんど残さないという考えであり、更に定年延長を拒否している全く許せない制度です。同じ職場=同じ仕事=同じ労働者としてどう審査するというのか?そこにこの制度改悪の狙いがあります。労働組合を否定し労働者を競わせ(相互監視・密告・ゴマスリ・接待等)団結を破壊しようというのです。またこの人事・賃金制度改悪の最も大きな理由は、今後年金の支給年齢が段階的に上がり65歳になります。当然会社も定年を否が上でも65歳にせざるを得ません。その為には今から生涯賃金・総人件費を抑える、賃下げできる制度に変える第一段階である事と認識して下さい。こういった制度改悪で最も犠牲を被るのは平成採です。外注化・ライフサイクル等あらゆる攻撃が平成採に集中し怒りは蓄積しているはずです。その怒りは労働者の団結した闘いによってしか解決できないのです。この間のあらゆる攻撃も労働組合がしっかり闘えば妥結しなければ、すべて阻止できたのです。東労組は今回の人事・賃金制度改悪について「技術継承・人材育成・管理体制の構築」「昇格審査は現行の昇格審査より合格率が上がる」「生涯賃金は下がらない」と賛美し、東労組青年部も「安全第一の人事・賃金制度にしよう!」などと意味の分からない事を言ってる始末です。今会社側は東労組に対し、講習室を貸さない、職場内での組合活動を認めない等労務政策を明らかに転換してきています。切り捨てられるのを恐れ、人事・賃金制度の受け入れとバーターで東労組破壊を止めてくれと会社に泣きつき裏切り妥結するのが目に見えています。最近東労組の情報には「非正規職を正社員に」という言葉が躍っていますが、空いた口が塞がらないとは正にこの事です。これまでの営業や施設の職場の合理化を会社と一体でここまで進めたの一体誰だったのか!ライフサイクル、検修・構内外注化と多くの青年労働者を非正規職に追いやる事を推進してきたのは誰だ!こんな腐りきった組合を許すな!そしてその組合員である事が東労組の「力」になっていることを自覚しなければなりません。

強制配転粉砕!運転士のタライ回しを許すな!

 3月1日付けで習志野運輸区、鴨川運輸区より6名が千葉運転区に配属になりました。3名は希望など出してないようです。鴨川運輸区には昨年要員不足で千葉運転区より4名(動労千葉3名)が強制配転させらました。希望してない者を転勤させるくらいなら元々希望もだしてないのに、組合弱体化を狙っただけで出された我々の仲間3名をまた戻せば済むしましてすぐ乗務できるではないか! 運転士は将棋の駒ではない! 運転士のタライ回しをやめろ! ライフサイクル制度の矛盾から生まれた結果がこれです。すべては闘いを放棄した労働組合の責任です。平成採に訴えます!いつまでこんな事を許して置くんだ。労働者として人間としての誇りを持とう!

闘う労働組合の復活をかけて動労千葉と共に検修・構内外注化阻止!ライフサイクル制度撤廃!人事・賃金制度改悪阻止! に向け総決起しよう!

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