2013年4月23日火曜日

国鉄闘争全国運動 6・9全国集会

6・9チラシ

 

国鉄闘争全国運動
6・9全国集会

国鉄1047名解雇撤回!
民営化と外注化、非正規化と闘おう!
賃金・雇用破壊にストライキで反撃を!

 安倍政権が全面的な雇用破壊を進めようとする中、「解雇撤回」はあらゆる労働者のテーマです。26年間、解雇を許さず闘い続けてきた国鉄1047名解雇撤回の闘いは、今こそ大きな意味を持っています。
 1987年の国鉄分割・民営化は大きな転機でした。約20万人の国鉄労働者が職場から追い出され、同時期に労働者派遣法も制定されました。労働組合が後退し、非正規雇用が今日のように激増する出発点でした。
 1047名の被解雇者は「解雇撤回」を掲げ26年闘ってきました。国鉄分割・民営化に決着をつける1047名解雇撤回は大きな意義があります。
 私たち国鉄闘争全国運動は、「国鉄分割・民営化を正当化させてはならない」「国鉄闘争の火を消すな」という全国の呼びかけに応えて結成されました。そして、民営化や外注化・非正規雇用化と対決できる労働運動を新たにつくりあげようと闘ってきました。
 現在、国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)の被解雇者の解雇撤回を求める裁判が高裁で行われています。
 1審東京地裁では、「国鉄分割・民営化に反対する組合員を不当に差別する目的で名簿不記載基準が策定され、採用候補者名簿に載せなかったのは不法行為」「名簿不記載基準が策定されなければ、原告らは採用候補者名簿に記載され、その結果、JR東日本に採用されたはず」とする判決をかちとりました。
 次回裁判は、5月8日です。早期結審が狙われています。解雇撤回に向けて重要な局面に入っています。
 多くの呼びかけと賛同を得て「解雇撤回・JR復帰」の判決を高裁に求める署名運動が始まり、大きく広がっています。署名へのご協力を多くのみなさまにお願いいたします。

解雇撤回JR復帰10万筆署名を

 国鉄1047名解雇撤回の闘いに心を寄せてきた全国のみなさん。「解雇撤回・JR復帰」の10万筆署名をみなさんの職場や地域のお知り合いなどに拡大して下さい。
 国鉄分割・民営化は、約20万人の国鉄労働者が職場を追われ、200人もの自殺者を出した巨大な国家的不当労働行為です。労働運動の解体を狙った戦後最大の攻撃でした。
 「解雇撤回・原職復帰」を掲げて四半世紀を超えて闘われてきたのが1047名闘争です。それは全労働者の生活と権利、未来をかけた闘いです。署名用紙は、国鉄闘争全国運動ホームページでダウンロードできます。1面の住所か6・9集会にご持参ください。ネット署名(下記参照)も始めました。10万筆署名へみなさまのご協力をお願いします。

6・9全国集会ビラへのリンク