2013年4月3日水曜日

全国協通信第5号を発行しました!

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解雇撤回・JR復帰10万人署名!
原発再稼働阻止!安倍政権打倒へ!
全国協1000名建設へ!
前半戦300名拡大の展望をかちとる!

ちば合同労組モリタメディック分会、ストライキに突入!

 今、情勢と対決するストライキ決起が、最高にカッコいい。3・28ちば合同労組モリタメディック分会のストライキ決起は、このことを告げ知らせている。モリタで働く青年労働者は、自らの生き様をかけて決起しました。
 このストライキ決起は、非正規職化攻撃のなかで、全ての職場において共通のものとなっている。雇い止め攻撃、生きていけない低賃金化、際限なき長時間労働の強制・・・、さらには、ありとあらゆる手段を使っての退職勧奨の強要・・・に対して、体を張っての闘いに立ち上がる。これがストライキ情勢であり、相次ぐ決起が各職場で始まっています。
 モリタのストライキは2名です。なかには、仕事には影響はないという人がいるかも知れない。しかし、そんなことはない。モリタメディック分会の組織拡大が進み、スト参加者が5名・10名と増え、過半数を超えたらどうなるか。労働者こそが職場の主人公であることが明白となり、力関係は逆転するのです。
 モリタ資本は、この労働者の団結に恐怖し、朝の社前闘争には東日本物流センター・倉庫のシャッターを閉めざるをえなかった。昼のモリタ本社抗議行動に対しては、権力の出動を要請するという動揺ぶりをさらけだしました。
 モリタ分会の根底からの決起は、ついに始まりました。闘いはこれからです。労働者をなめたらどうなるか!目に物を見せてやろうではありませんか!

前半戦300名建設―10月大会1000名建設の展望を切り開く!

 「6・9集会までに300名拡大―10月第5回全国協大会1千名建設」へ向けての第一回集約は、全国で100名に迫る組織拡大を実現し、前半戦300名拡大の展望をしっかりとたぐりよせるものとなりました。
 今回の勝利は、何によって実現されたのか。
 第一は、全国協の「時代認識と路線」が青年労働者を軸とする労働者階級をとらえているということです。
 この象徴的闘いが、ちば合同労組モリタメディック分会のストライキへの突入です。
 3月5日モリタ東日本物流センターは、モリタメディック分会がある派遣会社TOPとの間で、請負契約を打ち切り、24名全員の雇い止めを通告してきた。これに対して、分会は「解雇撤回」を掲げ断固としてストライキへ突入しました。
 ここでの核心は、怒りです。モリタの7年間は私の青春!とする、青年労働者の生き様を一瞬につぶそうとしているのが、今回の雇い止めなのです。
 そして、この怒りは何によって表現されるのか。それは、ストライキ以外にない。ストライキこそ、社会の主人公はだれなのかをはっきりさせるものとなる。そして、このなかに、労働者階級の勝利の方向性があるのです。
 第二は、拠点職場建設の威力です。
 12年の鈴コン分会の闘いは、13年に「第二第三の鈴コン」というべき組合を生み出し、ここから二桁の組織拡大を実現するものとなっています。拠点職場建設が、その産別的地域的拡がりをつくりだす原動力となるということです。
 また、郵政非正規ユニオンの教訓も大きい。東京多摩局から始まったユニオンの闘いは、2年の闘いをへて東京と大阪を中心に全国で複数の「拠点職場」を形成しつつあります。そして、このユニオンの闘いが、国鉄と並ぶ郵政の闘いを再度復活させる展望を切り開いています。
 第三は、全国の闘いが等しく階級的労働運動を実践するなかで、じりじりとその組織拡大を実現していることです。いま一歩、もう一歩―大反乱情勢をこじ開ける日は近づいています。
 4月ストライキ決起から、5・1メーデーへ進撃しよう!
 解雇・賃下げ阻止への労働者の怒りが地殻変動的にまきおこり、いまや嵐のような労働者階級のストライキ決起への切望となって4月へなだれこむものとなっている。そして、それは5・1メーデーを「解雇撤回、賃下げ阻止、8時間労働制解体を許すな」の動労千葉派の一大行動へとおしあげている。
 そして、ここでの闘いの核心は、このストライキ情勢ゆえに、「解雇撤回・JR復帰」を求める10万署名運動が、すべてをたばねる闘いとして力強く発展していくということです。
 4月ストライキ闘争から5・1メーデーへ向け総決起しよう!そして、この闘いのなかから、前半戦300名組織拡大の爆発的進展をつくりだそう!

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