2015年12月11日金曜日

闘いなくして安全なし No.052

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFOHpPRE9MWUxWS3M/view?usp=sharing


駅外注化のために運転士をたらい回しにするな
ライフサイクル撤廃を!

 「ライフサイクル制度」による来年の駅への配転にむけて、運転士への面談が始められています。

「運輸のプロではなく駅の代替要員」

 「ライフサイクル制度」は駅業務を経験して運転士になった労働者を、本人の希望を無視して再度3年間も駅に配置するものです。
 JRは「運輸のプロを育成するため」といっていますが、まったくのウソです。それは、ライフサイクルを経験した全ての運転士が感じています。
 実際、ライフサイクルで行かされた先で「君たちは運輸のプロではない。駅の代替要員だ」と言われた青年もいます。
 結局、駅要員の穴埋めのために運転士をたらい回しにしているのです。

駅業務の全面外注化が狙い

 JRは、駅の全面外注化を前提にして、駅要員を削減してきました。駅業務をすべて外注化するまでの「その場しのぎ」に運転士を利用しているのです。
 しかも、「ライフサイクル制度」は正式な制度ですらありません。就業規則にのっておらず、組合と会社の協定もありません。あるのは東労組との「覚書」だけです。
 東労組は、3年で運転士に戻すという「覚書」を守れとしか主張していません。それどころか制度の発足時から会社に率先して協力し、自分の組合員に駅への異動を強制し続けてきました。ライフサイクルは、この東労組の協力によってのみ成り立っているのです。

ライフサイクル制度を撤廃させよう

 面談では、「発令が出れば行ってもらう。希望を出さないとどこに行くか分からない」という脅しまがいのことが行われています。こんな圧力の中で書かされた「希望」など一切無効です。
 動労水戸は、大子で運転士をしている青年へのライフサイクル発令阻止に向けて闘いを構えています。動労総連合の仲間とともに、制度撤廃の声をあげよう。

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