2015年12月28日月曜日

日刊動労千葉 第8026号

千葉支社は、本人希望に基づき
エルダーの就労先を提示しろ!


会社がすすめた就労先がダメになった?
定年延長し、65歳まで働ける条件確立へ!

 JRでは、来年度以降、本格的な大量退職が5年程度続くことになる。こうした状況の中で、エルダー制度を希望する者の就労先確保の問題が重大な状況を迎えている。
 12月に入って以降JR千葉支社は、エルダーを希望している組合員の内、駅や外周地域で就労を希望している数名に対して、再面談を実施している。支部や本人からの報告によれば、当初の面談時に会社が「駅業務はどうか?」と言って駅業務をすすめてきたので希望先業務に入れたにもかかわらず、今度は会社から「駅業務は無理になった」との連絡があったというのだ。
 また、外周地域の清掃業務を希望した組合員に対する面談でJR千葉支社の担当者が、「外周の清掃は、パートの方が賃金が安いからエルダーは入れない」などという絶対に許すことのできない発言を行っていることも明らかとなった。
 こうした状況を受けて動労千葉は、来年度退職しエルダーを希望する組合員の就労先確保に向けて動労千葉申10号に基づく団体交渉を12月24日、JR千葉支社との間で行った。

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