2015年12月27日日曜日

日刊動労千葉 第8025号

幕張事業所-車輪転削業務での傷害事故でCTSを徹底追及
労災の取扱いで、管理者の説明が不適切であったことが判明!

全ては、JRによる業務外注化と非正規職化攻撃が原因だ!

 10月6日、CTS幕張事業所において、車輪転削業務を行っていた担当者が、左手中指を切る傷害事故が発生した。この件については、そもそも、昨年8月に指を切断する重大事故が発生しているにもかかわらずJRーCTSがベテラン労働者を配置しなかったこと、10月1日以降、2両以下の車輪転削の場合には3名体制から2名体制にするなど事実上の要員削減が行われるなど、CTSにおける合理化がこうした事故を招いたことは明らかであった。さらに、労災の取り扱いに関しても、傷害事故が発生した当日は、出勤扱いで病院での診察を行っている。しかし、翌日は年休で病院に行かされるなど、通常では考えられない取り扱いが行われていた。
 動労千葉は、こうしたCTSの対応に対して、傷害事故が発生した原因及び対策、労災の取り扱い等に関して、12月21日、団体交渉において徹底的に追及を行ってきた。

日刊動労千葉 第8025号へのリンク