2016年9月22日木曜日

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第45回定期大会に向けて
貨物における闘いの課題

鉄路寸断!

 度重なる台風被害によって北海道・十勝地方との鉄路が寸断され、本格的な秋の収穫期を前に、農産物が出荷できない状態になっている。
石北線上川~白滝間及び根室線新得~芽室間で、橋梁流失等が複数個所で発生し現在も不通となっている。十勝地方は国内のジャガイモの約3割を生産する。トラックと船舶による代行輸送を実施しているが、復旧見込みは未定となっている。国鉄分割・民営化以降、施設の維持・管理の基礎的・基本的なメンテナンスが十分になされてきたとは言い難い。これこそ分割・民営化の矛盾の象徴だ。
会社は「今年度の鉄道事業黒字化を諦めない」というが、現場労働者への犠牲転化を許してはならない。

日刊動労千葉 第8165号