2018年4月1日日曜日

2018 CTS 春闘速報 No.3

https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8433/


生きていける賃金を出せ!  希望者全員を正社員に!

< CTS団交報告 ③ >
新規の採用数が半減
~賃金を上げなければ人は集まらない~

昨年の募集と新規採用数 (3・14団交回答)
 
■ 2017年1~6月
 応募 約 220人
 面接 約 120人
 採用 約 60人
 (退職 約 20人)
  ↓
採用が半減
  ↓
■ 2017年 7~12月
 応募 約 170人
 面接 約 50人
 採用  約   30人
 ( 退職 約  10人)

 3月14日の団体交渉では、多くの事業所で慢性的な要員不足となり、休日勤務が常態化している現実がある中で、要員確保にむけた会社の考え方を追及した。
 2017年の前半 (1−6月)と後半 (7−12月)の応募数と採用者数は右表のとおりだ。昨年後半、実際に面接に来た人自体が大幅に減り、採用数は半減している。

(団交でのやりとり)
会社:2017年度後半(7-12月)では、応募数、面接数、採用数ともに大幅に減。とくに若い人が受けに来ない。
組合:東京の最低賃金は958円。都内では、実勢はほとんど時間額で1000円を超えている。CTSの千葉地域でさえ時給は960円。都内と見比べたら、人なんかこない。人手不足が叫ばれる中、昨年の採用の結果を見ても、賃金の大幅な引上げなしに要員は確保できないのは明らかだ。
このような新規採用情勢の数字を見ても、要員確保の状況は、年々悪化していることは明らかだ。4月以降、賃金・労働条件の大幅な改善を行うことは待ったなしだ。今春闘でまともに生活できるだけの大幅賃上げを何としてもかちとろう!

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