2018年4月27日金曜日

闘いなくして安全なし No.163

https://drive.google.com/file/d/1enTKigvkTfDwexUUuerophzlknx86QUn/view?usp=sharing


別会社化攻撃をとめよう
千葉支社 浅草橋、都賀駅外注化を提案

 JR千葉支社は、浅草橋と都賀の2駅を7月1日以降外注化すると提案しています。
 また、新小岩、君津駅の要員削減なども提案されています。

4徹、3徹体制の駅も委託対象

 今回、業務委託の対象とされている浅草橋駅は4徹体制、都賀駅は3徹体制の駅です。
 浅草橋駅は「エレベーター設置等で業務量が減った」ことが委託理由にされています。両国を管理駅として〝エルダーの雇用の場〟にするとされています。
 都賀駅は、昨年9月、乗降終了合図の取扱いが中止になり、運転取扱駅ではなくなったことを理由に外注化するとしています。
 すでにエルダー社員をJR本体に配置しているのに、まだ〝雇用の場の確保のために外注化する〟とウソを言い続けるなど許されません。
 これまで千葉支社は1徹と2徹体制の駅を中心に外注化してきました。ところが今年3月に外注化された平井駅を皮切りに、3徹体制以上の駅も外注化が始まりました。
 そして今回、4徹体制の浅草橋駅も外注化に踏み切ったということは、大規模駅も含めた駅外注化を考えているということです。

「乗務員勤務制度の改正」止めよう

 これは明らかに駅業務の別会社化に向けた動きです。その後の乗務員の養成はどうなるのか。別会社化にならざるを得ないのではないか。会社はまったく明らかにしていません。
 一方で、会社は「2018年度グループ年次計画」を発表し、主な施策として「乗務員勤務制度の改正」を公然と打ち出しています。
 乗務手当廃止・別会社化が狙われていることは間違いありません。しかし、現実に鉄道を動かしているのは現場労働者です。会社の攻撃を止める力は、現場労働者の団結した力です。職場に闘う労働組合をとり戻そう。

組合加入等のお問い合わせは、
国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)まで

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