2018年4月2日月曜日

森友問題の本質を考える

https://drive.google.com/file/d/1DYOExFEkeMR8yfm5cIPppw7XrbFhgVRX/view?usp=sharing


森友問題の本質を考える

講演会
〜森友問題の本質を考える〜

講師 水樹 豊 さん(安保・天皇問題研究者)

★特別アピール
根津公子 さん
(元東京公立学校教員 「君が代不起立」被処分者)
「教え子を戦場に送らない!」

日時: 4月28日(土) 午後2時開始 (1時半開場)
場所: 国分寺本多公民館・講座室 (2階)
資料代:300円(大学生以下無料)

とめよう戦争への道! 百万人署名運動推進 三多摩連絡会



森友疑獄の元凶は安倍の戦争教育

 国有地の不正売却、政権中枢の関与、開示文書の改ざん発覚など、森友疑獄は、安倍政権を絶体絶命のピンチに叩き込んでいます。
 森友学園が運営する幼稚園は、園児たちに「教育勅語」を暗唱させていました。教育勅語は「天皇に忠誠をつくし、戦争になったら国に命を差し出せ」と説き、戦前の天皇制教育・戦争教育の支柱になった理念です。
 その復活を願い、森友学園の教育方針に全面賛成する安倍晋三と昭恵が、国交省・財務省を動かし、学園側の言うがままに国有地を8億円も値引きした。そしてこの国家犯罪の暴露をおそれて証拠文書の隠滅をはかり、公文書の偽造にまで及んだ。これが森友疑獄の核心でありすべてです。
 今日までに、犯罪に加担させられた財務省の職員が2人も自殺に追い込まれました。ところが、安倍はこうした職員に罪をかぶせ、自らは頬かむりして、「トカゲの尻尾切り」で逃げ切ろうとしています。
 冗談ではありません。都合の悪い事実は隠ぺいし、責任を取らない。この国の本質は、3・11福島原発事故から何も変わっていません。軍隊慰安婦など戦争犯罪の追及をおそれて敗戦直前に公文書を燃やした73年前の政府や軍部とまったく同じです。

9条改憲ノー! 今、声を上げよう!

 安倍は、「東京五輪が開かれる2020年に新しい憲法を施行させたい」「今年こそ憲法のあるべき姿を国民に提示(する)」として、憲法改正の国会発議を今年中、国民投票を来年初頭に行うという改憲スケジュールを描いています。
 改憲の中身は、「戦争放棄」と「戦力不保持」を謳った憲法9条に、「必要な自衛のための実力組織として自衛隊を保持する」と付け加えるというものです。そのねらいについて、安倍は、自衛隊を合憲化し、何かあれば命を張ってくれと命令するためだと説明しています。自衛隊を殺し殺される戦争に行かせるということです。
 Jアラートを使った「ミサイル避難訓練」も始まっています。しかし、頭を抱えるなどの動作は、本当にミサイルが来たら何の役にも立ちません。本当のねらいは、戦争のために恐怖心や憎しみを植えつけ、自治体や学校の労働者を戦争に動員することです。大学では軍事研究が始まっています。
 戦争を担わされ、犠牲になるのは、労働者であり、青年、学生です。安倍など政治家が戦争に行くわけではありません。しかし、逆に言えば、私たち自身のなかに戦争を止める力もあるということです。
 特別アピールをお願いしている根津公子さんは、卒業式・入学式での「日の丸・君が代」強制に対して、不起立で闘った元中学校教員です。根津さんは生徒たちに、「自分の頭で考え、行動しよう」と教え、自らそのことを実践してきました。
 安保・天皇問題研究者である水樹豊さんには、安倍政権がねらう改憲とは何なのか、来年の天皇代替わりはどういう意味を持っているのか、改憲や働き方改革、森友・加計疑獄など、数々の理不尽に対して私たちに何が問われているのかを語ってもらい、一緒に考えたいと思います。ぜひご参加ください。

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