2018年4月4日水曜日

動労千葉組織部報 第12号

https://www.doro-chiba.org/ga/sosikibuhou12.pdf


千葉派出削減反対3・30スト
闘わなければ安全を守れない!


3/30スト貫徹!動労千葉総決起集会での山田幕張支部長の発言

 千葉派出の要員削減提案と4月1日実施の延期を求めて13時より派出3名と私がストに入りました。朝7時より幕張車両センターの門前で街頭宣伝と抗議を行いました。支援の皆さん、ありがとうございました。ビラはよくはけ、一般の人までわざわざ戻ってきて受け取ってくれました。
 革マル川又も出勤だったので、裏切りの弾劾を行いました。東労組、国労が千葉派出削減提案に対して申し入れすら出さないので、東労組の分会長や組合員に対して、「自分の職場がなくなり、安全が脅かされているのに何もやらないのか」と強く抗議して申し入れを出させました。
 しかし、東労組の団交は8項目あるのにわずか20 分。「削減で余ったものは技術管理に行かしてくれ」「本人希望を聞いてくれ」と言うだけで一言も反対せず、裏切りました。国労は、申し入れも出さずに終わっている。

派出削減ではなく体制強化が必要

 動労千葉は、この間3月16日、22日、29日に千葉支社と団体交渉を行い、問題点を徹底的に追及してきました。この中で、千葉支社は「A、B故障は減っている」「車両の機器更新を行っているので大きな故障は起きない」「タブレットや携帯を導入したので、異常時に対応できる」「本区が異常時対応できるようになった」などと主張し、2徹体制でも問題ないと回答してきた。
 しかし、鹿やイノシシなど動物との事故、人災事故の車両確認など、派出の出動回数は増えており、削減するどころか、体制を強化すべき状況だ。タブレットや携帯で対応すると言うが、それを取り扱うのは人だ。大勢の乗客の前で使えるのか?
 本区が異常時対応できるようになったというが、今までできなかったというのか?
 本区があればいいというのなら派出検査などすべて要らなくなってしまう。会社は団交で何一つまともな回答ができませんでした。
 異常時対応は4徹で2組あるからできることだ。1組が仕事に行っている、休憩している、仮眠している。その時、1組では何も出来ず、安全が守れない。

団交の説明は全部デタラメだった!

 こうした中、3月25日にA故障(コンプレッサー故障)が発生して千葉派出から2名が出動して処置し2時間以上遅れて発車。2名は添乗検査で銚子まで行き、千葉に戻ったのは出動から6~7時間後という事態が起きました。3日前の団交で当局は、「大きな故障はおきない」「機器更新を行っているから大丈夫」と言っていたわけです。このコンプレッサーは2ヶ月前に交換したばかりでした。大きな故障が起きたじゃないか!
 2徹だったら7時間千葉派出に誰もいなくなっていた。会社が言ったことは全部デタラメだった。だから削減提案をただちに撤回し、中止しろ。 新幹線の台車亀裂事故があり、派出検査の重要性、強化が叫ばれている時に安全を無視する。会社は許せないし、闘うしか安全は守れません。東労組も国労も労働組合と呼べない。闘う組合は動労千葉しかありません。

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