2018年5月5日土曜日

闘いなくして安全なし No.164

https://drive.google.com/file/d/1TWVUq7hdhGkrXX1Z84744aTJwmjKHBlv/view?usp=sharing


「2018年度グループ年次計画」に
「乗務員勤務制度の改正」
今こそ「乗務手当廃止反対」の声をあげよう!

 JR東日本は「2018年度グループ年次計画」を発表しました。そこには、これまで隠されてきた攻撃が公然と語られています。とりわけ、「2018年度『主な施策』」の「業務改革と働きがいの向上」の項目に、「乗務員勤務制度の改正」と公然と書かれていることは見過ごせません。

乗務手当廃止は全労働者への攻撃

 乗務員が日頃から、いかに神経を使って鉄道の安全を守っているのか。常時監視状態や限界を超えた労働強化、早朝や深夜など不規則な勤務…
 大勢の乗客の命を預かって列車を運行していることを、会社はまったく顧みるつもりがないということです。
 そして単に手当が削減されるという問題でもありません。
 乗務員という仕事の位置づけを、「技術的には無人運転も可能なのに乗務員に特別に手当を払う理由はない」という形で変え
ようという意図があります。それは分社化・転籍強制への道を開く攻撃です。
 そして、乗務員だけの問題でもありません。乗務員を突き落とすことを通し、JR・関連会社で働くすべての労働者の権利を奪う攻撃でもあります。

声を上げれば必ず阻止できる

 それが、「18年度の計画」として打ち出されている以上、攻撃は間近に迫っています。年次計画の冒頭でも、「時間軸をしっかり意識し、スピード感をもって施策を進める」とされています。
 今こそ声をあげる時です。すべての乗務員が反対して立ち上がれば、乗務手当廃止は必ず阻止できます。それは全面外注化と分社化・転籍、総非正規職化の攻撃を止める闘いでもあります。必要なのは、職場に闘う組合を取り戻すことです。動労千葉と共に闘おう。

組合加入等のお問い合わせは、
国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)まで

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