2018年11月22日木曜日

外注化阻止ニュース 第401号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka401.pdf


千葉運輸区長はエルダー運転士を
侮辱する「みきわめ」やめろ!

 千葉運輸区では、60歳以降にエルダー運転士になる人に対して、「知悉度の確認」と称して40㌻にわたる用紙記入が強制されています。内容は見習時と同じです。
 千葉運輸区長は「運転士として最低限必要であり、新人登用と同じことをやってもらう」と言っています。
 この言葉には、約40年、本線で乗務を続けてきた運転士への敬意も信頼も感じられません。ただただエルダー運転士を侮辱するだけの行為です。

〝知悉度の確認〟は不要

 このような形で〝みきわめ〟が行われているのは千葉運輸区だけです。
 そもそもエルダー運転士を本人が希望し、会社も必要だと判断したのです。それ以上に条件はまったくありません。
 本線運転士として退職まで乗務し、また明日からエルダー運転士として乗務するだけなのです。一定期間、乗務から離れていたわけでもなく、あえて見習時の「みきわめ」を行う必要はありません。当然、他区でも行われていません。
 しかし、千葉運輸区長は「合格しなければ乗務させない」「これから全区でやる」と言っています。これはエルダー運転士を侮辱するパワハラ行為そのものです。
 これ以上、こんな行為を許すことはできません。職場からも怒りと抗議の声がわきあがっています。

侮辱行為に怒り―職場に闘う組合を

 会社が「東労組解体」に本格的に乗り出したのは、労働者が怒りの声があげられない職場にするためです。そして、全系統の分社化や転籍強制など、あらゆる攻撃を一気に推し進めるためです。乗務員勤務制度改悪はその突破口に位置付けられているのです。
 職場からのパワハラへの反撃には重要な意味があります。現場から反撃し、闘う労働組合を取り戻そう。

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