2020年11月4日水曜日

闘いなくして安全なし No.283

動物との衝突多発  異常事態!

◆抜本的な動物対策、特に上総湊~保田間の早急な対策が必要
◆ 上総湊~保田間はじめ危険箇所での徐行が必要
◆ 少なくとも問題解決までワンマン拡大の中止を


①抜本的な動物対策の実施を


 動物との衝突が多発しています。職場は異常事態です。運転士にとって、動物との衝突を注意しながらの乗務は大きな負担です。衝突すれば運転士とともに対応にあたる車掌にとっても、大きな問題です。柵の設置や除草など、抜本的な対策は急務です。

②危険区間の徐行が必要

 すでに危険区間で徐行して運転する乗務員が増えています。それだけ事態は深刻です。高速で動物と衝突すれば大きな遅れは避けられません。抜本的な対策が取られるまでは、危険区間での徐行などの対策が必要です。

③ワンマン運転拡大の中止を!


 会社は来年3月ダイ改でワンマン運転拡大を強行しようとしています。動物と衝突すれば数十分の遅れや、数時間も身動きが取れない場合もあります。そのすべての責任と負担を運転士一人に押し付けるというのです。JRは抜本的な動物対策とワンマン運転拡大の中止を行うべきです。

<現場から次々とあがる切実な声>


○シカなどが20頭近くが線路脇で群れをなしていることがある。
○衝突が多い区間では、すでに多くの乗務員が速度を落として運転している。
○車掌から「徐行してくれ」という人も出てきている。
○以前は動物が出るのは基本的に夜間だった。それが朝や昼間にも出るようになっている。いつ気をつければいいかわからない。
○出る場所も広がっている。どこでぶつかるか分からない。
○あまりに多い。異常すぎる。
○指令から動物に注意して運転するようにという無線が1時間に何度も入る。
○衝突の多いところや夜間の内房線は運転したくない。そういった行路を休む乗務員も出てきている。
○こんな状況でワンマンにされたら、一人ではとても対応できない。

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