2020年11月5日木曜日

外注化阻止ニュース 第503号


動物との衝突多発 異常事態!

◆抜本的な動物対策、特に上総湊~保田間の早急な対策が必要
◆上総湊~保田間はじめ危険箇所での徐行が必要
◆少なくとも問題解決までワンマン拡大の中止を


①抜本的な動物対策の実施を

 動物との衝突が多発しています。職場は異常事態です。運転士にとって動物との衝突を注意しながらの乗務は大きな負担です。衝突すれば運転士とともに対応にあたる車掌にとっても大きな問題です。柵の設置や除草など抜本的な対策は急務です。

②危険区間の徐行が必要

 すでに危険区間で徐行して運転する乗務員が増えています。それだけ事態は深刻です。高速で動物と衝突すれば大きな遅れは避けられません。抜本的な対策が取られるまでは、危険区間での徐行などの対策が必要です。

③ワンマン運転拡大の中止を

 会社は来年3月ダイ改でワンマン運転拡大を強行しようとしています。動物と衝突すれば数十分の遅れや、数時間も身動きが取れない場合もあります。そのすべての責任と負担を運転士一人に押し付けるというのです。JRは抜本的な動物対策とワンマン運転拡大の中止を行うべきです。

<現場から次々とあがる切実な声>

◉シカなどが20頭近くが線路脇で群れをなしていることがある。
◉衝突が多い区間では、すでに多くの乗務員が速度を落として運転している。
◉車掌から「徐行してくれ」という人も出てきている。
◉以前は動物が出るのは基本的に夜間だった。それが朝や昼間にも出るようになっている。いつ気をつければいいかわからない。
◉出る場所も広がっている。どこでぶつかるか分からない。
◉あまりに多い。異常すぎる。
◉指令から動物に注意して運転するようにという無線が1時間に何度も入る。
◉衝突の多いところや夜間の内房線は運転したくない。そういった行路を休む乗務員も出てきている。
◉こんな状況でワンマンにされたら、一人ではとても対応できない。

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