2015年7月1日水曜日

DC通信 No.210

委 員 会 宣 言

http://www.doro-chiba.org/news/2015_news_1/news_15_627.htm

第73回定期委員会

 本日われわれは、DC会館において第73回定期委員会を開催した。CTSから8名の仲間の結集。ローカル線廃止反対のストライキを貫徹した3月ダイ改阻止闘争。貨物とCTSを中心とした15春闘。国鉄闘争全国運動6・7全国集会での「解雇撤回・JR復帰10万筆署名」達成という、この間の勝利的地平を高らかに総括し、いよいよ全組合員の力を結集して、第2の分割・民営化攻撃を迎え撃つ、夏から秋に向けた闘いの方針を決定した。
 7月1日、駅で働くCTSの仲間たちの転籍が強行されようとしている。「転籍」はCTSだけではなく、これを突破口にJR本体、車掌・運転士まで全部外注化して転籍させようという攻撃だ。絶対に許してはならない。10月には強制出向された仲間たちが「3年目」を迎える。外注化による安全の破壊を許すな。11月には千葉運転区廃止・運輸区化が強行されようとしている。組織破壊攻撃粉砕、反合・運転保安確立をめざして闘い抜こう。
JR貨物では、「鉄道事業部門の黒字化」へと、16年連続のベアゼロ、度重なる期末手当の超低額回答、55歳からの基本賃金30%ダウンという、低賃金政策は我慢の限度を超えている。全国の貨物職場から闘いをまき起こそう。
 第2の分割・民営化という、これまでのJRのあり方を全部ひっくり返すような全面的な攻撃に対し、動労千葉が国鉄分割・民営化と30年間にわたって立ち向かい、闘いの旗を守り抜いてきたこと。検修構内外注化に対して15年間、不屈非妥協的に闘い続けてきたことの真価を発揮しよう。分割・民営化が強行されて以降のすべてをかけ、さらなる組織拡大を実現し、反撃に立ち上がろう。
 安倍政権は、戦争と改憲に突き進むために「連合を分裂させよ」と、「産業報国会」化に向けた、連合のより一層の解体・再編攻撃を仕掛けている。安保戦争法案の審議を強行し、それと表裏一体のものとして、「労働者派遣法の抜本的改悪」「残業代ゼロ法」「解雇金銭解決」と、日本の労働法制を180度転換させようとしている。
 戦争を絶対に止めよう。労働法制解体、労働者の総非正規職化を許すな。安倍政権を打倒しよう。
 沖縄で、福島で、無権利と低賃金の中で、地にあふれる労働者の怒りの声と結びつき、階級的労働運動を甦らせよう。労働組合を結成し、被爆労働と闘う動労水戸の仲間とともに、動労総連合を全国に建設しよう。反戦・反核・全人民の闘いの砦、三里塚労農連帯の闘いを強化しよう。
 韓国・民主労総ゼネスト連帯、国境をこえて新自由主義・民営攻撃と闘おう。国鉄闘争全国運動を大発展させよう。

右、宣言する。
2015年6月27日
国鉄千葉動力車労働組合 第73回定期委員会