2015年7月16日木曜日

外注化阻止ニュース 第206号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka206.pdf


JRは要員削減施策をやめろ
「駅遠隔操作システム」導入を提案

事実上の無人駅化施策

 JR千葉支社は6月25日、「駅遠隔操作システムの導入」の提案をしました。千葉では初めての導入となりますが、すでに東京・八王子・大宮・横浜・水戸の各支社で80駅に導入されており、無人駅化と外注化が横行する事態になっています。
 遠隔操作システムでは、制御駅のもとで被管理駅の窓口が無人化されます。
 切符やSuicaに関する問い合わせやトラブルなどが発生した場合は、乗客がインターホンやカメラを通じて制御駅に問い合わせ制御駅が乗車券などの確認を行い、乗客への指示によって問題を解決するシステムと説明されています。
 駅のシャッターや券売機はタイマーで自動的に起動する仕組みになっています。
 他支社では、委託駅が制御駅になっている場合もあります。

システム導入による要員削減

 舞浜(北口)は、システム導入に伴い無人化、舞浜駅全体で1名の要員削減となります。
 市川塩浜・二俣新町・浅草橋(西口)・両国(東口)・亀戸(東口)は、現行の2徹体制ですが、実施時間帯については、事実上の無人化になります。
 実施時期については、本年10月1日以降、準備でき次第としています。

要員増は切実な課題

 JRはあらゆる業務で徹底的な要員削減を進めています。検修・構内業務での外注化を拡大し、熟練社員を排除しています。JR千葉鉄道サービス(CTS)の清掃業務においても要員削減によって仕事がきつくなったとの声が日増しに強まっています。
 JRはこれ以上の要員削減施策をやめよ。熱中症が心配される夏季において要員増の要求は本当に切実な課題です。動労千葉に加入して安心して働ける職場環境をつくろう。

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