2015年7月19日日曜日

日刊動労千葉 第7941号

JRは、本線運転士の高齢者対策を早急に行え!

業務外注化粉砕!
高齢者が働き続けることができる
雇用・労働条件確立へ闘いぬこう!

 動労千葉は、7月15日、JR千葉支社に対して、「本線運転士の高齢者対策に関する申し入れ」(申31号)及び「エルダー雇用等に関する申し入れ」(申32号)を行った。また、JR東日本本社に対しても申し入れを行った。(申し入れ内容は別途掲載する予定)
 本線運転士については、国鉄採用の運転士、とくに定年退職年齢に近い者が多くいるにもかかわらず、身体を壊しても降りる場所がない状態におかれている。実際、千葉運転区では、運転士が乗務中に倒れて入院する事態まで発生している。また、現在乗務している組合員の中からも「もう体力的に無理だ!」という悲痛な声さえ上がっているのが現実であり、本線運転士の高齢者対策はこれ以上放置できない差し迫った課題だ。
 また、エルダーの再雇用も、今年度退職者の中には、再雇用先が決まらないまま雇用契約だけ締結した者さえいる状況だ。これで来年度以降の再雇用が確実に確保できるのかさえ疑問だ。
 JRは要求に基づき、定年年齢の延長、運転士の高齢者対策の実施、働き続けることができる労働条件を早急に確立しろ!

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