2016年8月13日土曜日

闘いなくして安全なし No.085

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFZnFmSENnVDVmUk0/view?usp=sharing


迷わずカーテンを閉めよう
安全を守ることこそ乗務員の最大の使命

 この間、乗務員が乗客から盗撮されてインターネット上に公開され、バッシングが行われています。しかも、会社側がそれを利用して背面監視を行っているのが現状です。
 運転士は本当に切羽詰まった状況に追い詰められています。こんな状況で乗務を続ければ、必ず重大事故につながります。この事態を回避するためにはカーテンを閉める以外にはありません。

「運転士の判断でカーテンを閉めて構わない」と確認

 動労千葉との団体交渉でこの点を追及された会社は、カーテンを開けることは「乗客へのサービス」だと言いました。
 しかし、「カーテンを開けることと安全とどちらが大切なのか!」という動労千葉の鋭い追及に、「カーテンを開けるより安全のほうが重要」「安全に支障がある場合、指令に連絡した上で運転士の判断でカーテンを閉めて構わない」と認めざるを得ませんでした。
 乗務員は多くの乗客の命を預かって乗務しています。その安全について、乗務員の判断が何より優先されるのは当然のことです。

背面からの撮影の全面禁止を

 カーテンを開けることよりも安全を守ることのほうがずっと大切です。負担を感じた時には、迷わずカーテンを閉めることが重要です。
 会社は「風景などを撮影している場合もある」といいます。
 しかし、乗務員にそれを区別する手段はありません。そうで ある以上、背後からの撮影は一切禁止する以外にありません。
 無条件で背面カーテンを閉められることも必要です。会社に ステッカーでの周知を検討することまで追い込みました。次は実行させなくてはなりません。




<団体交渉で確認された対策>

①安全上支障がある場合、指令に連絡した上で、運転士の判断でカーテンを閉めても構わない。
②背面からの撮影を禁止する旨のステッカーを貼る等の対策を検討する。
③インターネット上の不適切な画像や映像に関しては本社危機管理室が対応しており、今後も削除等を要請していく。

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