2016年8月19日金曜日

闘いなくして安全なし No.086

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFOE5IejRzY0tzX1E/view?usp=sharing


猛暑の中で冷房もない
DLに冷房つけろ!

命にかかわる問題―行路緩和が必要

 動労千葉は8月2日、DLへの冷房装置設置と本線運転士の高齢者対策を求めてJR千葉支社との団体交渉を行いました。

車体鉄板が焼けて耐え難い暑さ

 DLへの冷房設置の要求は、毎年のように行われています。しかし、会社はいまだに設 置しようとしていません。
 組合からは、「鉄板が日差しで焼けて、口の周りに塩が噴き出るほど暑い」「運転台より外の方が涼しいくらいだが、排気ガスが入るから窓も開けられない」「電車なら冷房が故障したら回送になる。DLの場合は冷房がないのに乗務しろというのか!」と次々に怒りの声が上がりました。
 これについて会社は、「DL9両の内1両に冷房がついているが千葉には回ってこない」
 「運転台の暑さについては、今のところ調査していない」と回答しました。
 「冷房が付くまでの間、DL行路の途中に休憩時間を設定すべき」「過酷な状況を把握 するため、産業医に現状を見せるべき」という追及にも、「検討する」というだけでした。
 すでに動労千葉組合員だけでもDL担当者4人が病気で乗務できなくなっています。命に関わる重大な問題です。しかし会社は、まったく無責任な回答に終始しました。

乗務員の命を軽視するな!

 組合は、高齢者交番の設定や行路緩和が絶対に必要だとさらに追及しました。
 しかし会社は、「現行の行路、交番で問題ない」として、行路緩和の検討すら行おうとしませんでした。
 また、育児・介護関係では6時間の時短行路がすでにあります。そのことを指摘されたにもかかわらず、会社は「高齢者交番を設定する考えはない」と言い放ちました。
 冷房もつけないし、行路の緩和も高齢者交番の設定も行おうとしない。乗務員の命よりダイ改合理化・「ハンドル率向上」と金儲けを優先する会社の姿勢がはっきりしました。
 絶対に許せません! DLへの冷房設置、行路緩和と高齢者対策は喫緊の課題です。動労千葉とともに、職場から声をあげよう。

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