2017年12月14日木曜日

外注化阻止ニュース 第350号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka350.pdf


CTS清掃部門交流会を開催
〝労働環境を粘り強く改善していこう〟

 動労千葉は11月20日、清掃部門交流会を開催しました。JR千葉鉄道サービス(CTS)の清掃部門で働く組合員、エルダー出向者と本部役員が集まり、活発な議論が行われました。

事業所間格差、来春闘で決着へ

 動労千葉の田中康宏委員長は
「一歩でも二歩でも清掃職場の労働条件を進めるために取り組んできた。深夜早朝手当の事業所間格差については来年の春闘での決着をめざして全力で取り組む。すでに多くのエルダー組合員がCTSで働いており、駅事業所での休憩所問題など、労働環境のひどさが明らかになってきた。JR全体の大再編で、下に下に矛盾を集中する動きが強まっている。職場の問題点などを出してほしい」
と述べました。

「待機所、休憩所はひどいもんだ」

 夏から南船橋駅事業所で働く組合員は
「駅での待機所、休憩所はひどいもんだ。特に千葉みなと駅はひどい。階段下のスペース、ゴミを置く所が待機所になっている。今の時期だと16時過ぎには暗くなってくる。ゴミの分別も暗くて大変。本社の人間が見に来たが『この状況をどう思うんだ』と追及した。事業所の他の人から動労千葉に問題点を上げてほしいと言われている」と職場報告。
10月から千葉東と西事業所が統合した千葉事業所で働く仲間は「統合の結果、事務所もロッカーも狭く、着替えるときに出入りできず、人で数珠つなぎに。要員が相変わらず不足しており、休日勤務、勤務変更も常態化している」と統合による問題点をあげました。

初参加の仲間も交えて懇親会

 無期転換問題での面接・判定への対応、深夜早朝手当の早急な格差改善、労働環境を粘り強く一つひとつ改善していくことなどを全体で確認した。初参加の仲間も交えて、懇親会でさらに議論と交流を深めました。
 清掃部門交流会は今回で3回目となりました。CTSにおける労働条件の抜本的改善に向けて、さらに取り組みを広げます。深夜早朝手当の事業所間の格差を直ちに解消し、一律1500円を支給させよう。

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