2017年12月17日日曜日

日刊動労千葉 第8376号

坂尾新支部長を選出し闘う方針確立
12・5佐倉支部第7回定期大会
 

http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2017_07_12/n8376.htm

 12月5日、佐倉支部は佐倉運輸区会議室において第7回佐倉支部定期大会及び乗務員分科会定期委員会を開催した。
議長に山口さんを選出して議事が進められた。大野支部長は、「この1年間動員等の闘いお疲れ様でした。本日エルダー制度の修正提案があり、僅かばかりの手当の改善があったが中身的には修正したとは到底言えない。こんな制度を妥結した東労組の組合員は今職場で何が起きているか良く考えて欲しい」と挨拶。
 つづいて勝又乗務員会長は、「職場においては標準数を精査し他労組を交え改善を要求している。『闘い無くして安全なし』の立場を更に鮮明に行動しよう」とあいさつを行った。
 来賓として本部・田中委員長からの挨拶が行われ、続いて執行部から議案と決算・予算案が提起され、その後、質疑応答が行われた。

【主な質疑】
・エルダー制度の修正提案の中身を聞いたが妥結した東労組を許せない!
・凍結臨が1行路だったのが我々の要求で2行路で行うようになった。
・佐倉運輸区は便乗が1日600キロ以上ある。明け行路で12時過ぎが何本もある。素人がダイヤを組んでいるのか机上の空論だ。
・今回の平成採の強制配転は革マル排除の始まりに過ぎない。我々も例外ではない。組織拡大が最大の使命だ。
・千葉駅統合詰所の洗面所が狭くトイレの水道で歯磨きをしている人が多く居るが衛生面で問題がある筈だ。会社に改善要求を出そう。
 本部答弁が行われ、スローガン、運動方針案、予算案が一括で採択された。そして、17年度の新役員として選出された坂尾新支部長の音頭で、団結ガンバローを三唱し、佐倉支部定期大会は成功裏に終了した。
定年延長の実現を!
千葉転支部第42回定期大会
 

  12月11日、DC会館において、第42回千葉運転区支部・第41回乗務員分科の定期大会が、本部から田中委員長、川崎書記長の参加のもと開催された。
 高澤支部長から、「千葉転支部の1年の総括として、DL問題、内房線の列車削減、エルダー社員本体枠拡大の提案があった。これはある意味で選択肢が増えたのは事実であるが、われわれが望んでいたのは定年延長、併せて高齢者対策だ。
 今回のエルダー提案の基本は出向であり、本体勤務の内容もフルか短日勤務で仕事の内容は変わらない。賃金を約3分の1にしながら責任は変わらず、昨今の問題でいえば、不祥事と思われればすぐ退職または転勤させられることが予想される。今後わが支部でも本体エルダー運転士が生まれた時には、今までとは違ういろいろな問題が発生すると思われる。労働者を守るのは労働組合の第一の目的だ。団結を固めていこう」とのあいさつが行われた。
 続いて乗務員分科の中村会長から「大量退職問題、年休問題、ダイ改に関して、竹岡近辺の動物対策に関しても団交を通して継続する、新庁舎に関しては早目の対応を求めて行っていく」とあいさつを受けた。
 田中委員長より系統分離、第3の分割・民営化、3月ダイ改問題の提起、川崎書記長からエルダー新賃金などの説明を受けた。
 質疑応答では、エルダー問題、台風時の対応、運転協議会の必要性、今後の退職時の問題など、活発な討論が行われ、その後、新たな役員が選出された。最後に高澤支部長の団結ガンバローでしめくくり終了した。

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