2017年12月20日水曜日

闘いなくして安全なし No.146

http://www.doro-chiba.org/ga/tn146.pdf


地域切捨て・列車削減やめろ
3月ダイ改提案 外房線5本、内房線1往復削減

 JRは12月15日、3月17日実施予定のダイ改の内容を発表しました。青梅線1往復、水郡線1往復、北上線1本、五能線8本(他新規2本)、羽越本線1往復、磐越西線1往復の列車削減が計画されています。

外房線・事実上の「系統分離」狙う

 千葉支社では外房線5本、内房線1往復が削減の対象にされています。
 今年3月のダイ改では、内房線が「木更津・君津系統分離」と称して、日中帯で千葉~館 山間の直通運転が廃止されていきました。特急列車の代替として導入された特別快速までわずか2年で廃止になりました。そこからさらに館山~安房鴨川間を1往復削減して切り捨てを進めようとしています。
 外房線では、4本の列車で茂原や上総一ノ宮以南が切り捨てられています。事実上の「茂原・上総一ノ宮系統分離」を狙っているかのような削減です。この間会社が「首都圏70㌔圏外」の切り捨てを進めてきたことから考えても、外房線でも分離・切り捨ての攻撃が狙われていることは間違いありません。

地域とともに怒りの声をあげよう

 列車が減ることは、その地域の衰退に直結する問題です。とくに観光で成り立つ地域にとって、まさに死活のかかった問題です。
 利益のために生活に必要とされている列車まで切り捨てて地域を破壊する。公共交通機関としての鉄道の役割を放棄する行為です。
 地域の住民からは、内房線で「内房線と地域を守る会」が結成されるなど、怒りの声があがっています。地域住民とともに列車削減反対の声を上げよう。

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