2019年11月14日木曜日

外注化阻止ニュース 第453号

https://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka453.pdf


台風災害で生じた問題点
団体交渉に向けアンケート実施中

 動労千葉は、この間の台風の災害に伴い発生した様々な問題点について団体交渉を行います。現在、千葉支社すべての運輸区を対象に、組合員、他労組・未加入含めてアンケートを実施中です。皆さん、ご協力よろしくお願いします。
 台風21号や低気圧の影響による関東から東北にかけての記録的な大雨で、千葉県でも15河川が氾濫し、茂原や佐倉では「こんな冠水、初めて」「浸水でもう住めない」という被害がでました。千葉市緑区の土砂災害などで11人が亡くなりました。
 この間の台風被害でJR東日本にも大きな被害と影響が生じています。久留里線不通に象徴されるように、千葉支社の保線区・管理所が28カ所から6カ所に削減され、線区の徒歩巡回も外注化され、線路保守を放棄したことが事態を深刻化させています。
 動労千葉千葉運転区支部からは次のような台風19号に関する問題点が報告されています。
①超大型の台風が関東に直撃するというのに、ハザードマップ上浸水の可能性があるにもかかわらず、なぜ佐倉乗泊にわざわざ待機させたのか?
②計画運休で佐倉電留線に入区したら、台風が通過するまで佐倉運輸区に待機させるのが、一番の安全策ではないのか?
③台風15号の時は大規模な停電と一部通信障害も発生したことを考えれば、あらゆる面で最悪な状況を想定するべきではないのか?
今後、温暖化などの進行により大型台風が恒例化することが予想されています。労働者の安全はもとより公共交通として住民の安全や生命を守る使命を忘れてはなりません。

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