2019年11月26日火曜日

「社友会」に反対します! 2019年11月25日

http://dourousien28.kane-tsugu.com/renrakuban/syayukaidame6.pdf


外注化・要員削減が原因だ!
動労千葉
台風15号復旧の遅れ等を団交で追及

※動労千葉は台風問題での団交に向けてアンケートを実施中です。
職場での問題やご意見等あれば、是非お寄せください。


 11月15日、動労千葉は9月9日の台風15号に伴う各線区の被害状況や復旧体制、出退勤の指示や勤務の取り扱い、バス代行の問題などについて千葉支社との団体交渉を行いました。

外周地域には復旧拠点もない
組合 復旧が大幅に遅れた原因は何か。
会社 台風15号が最大級で被害が大きすぎた。車で向かうにも倒木で道路が寸断され、現場まで入れななかった。停電も遅れにつながった。
組合 外注化で設備関係の拠点が外周地域になくされた。復旧体制が崩壊しているのでは?
会社 保線関係では千葉、新小岩、西船橋、大網、成田に技術センターがある。津田沼、木更津、勝浦、銚子に派出があり、JR、パートナー会社、協力会社含めて総体で対応した。
組合 千葉以東に拠点がほぼない中、十分に対応できるとは考えられない。体制強化が必要だ。
会社 千葉方面から事前に要員を送るなどの対応を行っている。現行の体制で問題ない。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 会社は外注化の影響を否定し、要員体制も問題ないと回答しました。しかし、台風15号による被害のほとんどは倒木です。それにも関わらず復旧は遅れました。原因は明らかにJRが外注化、要員削減を進め、保守体制を放棄してきたからです。
 今後も台風などの被害が予想される中、保守体制の強化は急務です。その力があるのは社友会ではなく、闘う労働組合です。



台風15号による各線区の被害状況

◇総武本線:東千葉駅の屋根損壊による架線支障。倒木及び飛来物による架線支障。
◇成田線:倒木及び電化柱の折損。
◇外房線:倒木による架線切断。
◇内房線:倒木、倒竹による架線支障。
◇久留里線:倒木及び軌道盛土の流出。
◇鹿島線、空港線:倒木による支障。
◇総武快速線、緩行線:西船橋駅スレート屋根の飛散による支障。
◇京葉線、武蔵野線:風による規制。
◇東金線:被害なし。

全体で100カ所以上の倒木、倒竹等の被害が発生。 9月13日に一部、14日に久留里線・久留里~亀山間を除き運転再開。久留里~亀山間は10月11日再開。

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