2019年11月8日金曜日

闘いなくして安全なし No.235

http://www.doro-chiba.org/ga/tn235.pdf


動労千葉・北嶋琢磨副委員長の訴え

「ジョブローテーションに反対し、
ともに声をあげよう」

 日刊動労千葉8696号掲載の北嶋副委員長からの訴えを一部抜粋し紹介します。

 すべての仲間に、とりわけ平成採の仲間に訴えます。ジョブローテーション提案を認めることは絶対にできません。最後まで反対を貫き、職場から声をあげよう。

運転士を続けたい人に最悪の施策

 会社は10月にジョブローテーションを前提にした自己申告書を提出させました。「当面、現区所」という選択肢はなくなり、「この仕事を通じて成長したいという自分の将来設計を書け」とされています。その上で、業務内容や勤務地を第3希望まで書かせるものです。「千葉」といっても、銚子から鴨川に通えるのか。社員の生活を考えているとは思えません。
 そもそも、なぜ異動させる前提なのか。会社は「運転士をやるなら別のところへ」を前提にしている。今の場所、今の仕事に残らせる余地がない。運転士や車掌を続けたい人にとって最悪の施策です。
 希望を持っていなくても、「異動が前提の〝希望〟」を書かなければいけなくさせること自体が間違っています。
 乗務員は経験が大事な仕事です。なぜ最大10年で異動や担務変更が前提なのか。続けることがなぜダメなのか。乗務員を続けたいという思いも、鉄道の安全もないがしろにしています。

「反対」とはっきり声をあげよう

 会社は運転士や車掌という仕事を「誰でもできる仕事」だというイメージを社員に植え付けようとしています。みんなを諦めさせ、お互いに競争しあうような職場にして、会社の思う通りに施策を進めるためです。
 この1年半あまり、会社は組合への攻撃を激しく行ってきました。だからといって、何でも受け入れていたのでは会社に良いようにやられてしまいます。絶対に諦めず、団結して最後まで反対し、徹底して抵抗する。それが攻撃を打ち破る道です。
 私たちはジョブローテーション、ワンマン運転拡大を認めません。反対して闘います。運転士や車掌、駅で働く仲間やライフにいかされた仲間すべてに訴えます。動労千葉とともに反対を貫き、職場から声をあげよう。

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