2020年7月16日木曜日

外注化阻止ニュース 第489号




〝必要な要員・手当を要求していこう〟
動労千葉 CTS清掃部門交流会


 動労千葉は7月6日、CTS(JR千葉鉄道サービス)の清掃部門で働く組合員が集まり清掃交流会を開催しました。
 関委員長は「コロナで現場の仕事は増えているにもかかわらず、CTSは人もつけない、金も出さないという姿勢に終始している。現場からの意見を会社にぶつけていきたい」とあいさつしました。
 今回は、水戸鉄道サービス(MTS)勝田事業所で清掃業務を行っている労働者も参加。職場ビラを紹介しながら「コロナ対策で窓を開けているが、全線開通が強行された常磐線では車両が福島第一原発の直近を通過する」と問題を指摘しました。

【交流会で出された主な意見】

▼熱中症の対策も JR千葉支社は「消毒作業の発注は行ったが、要員や手当についてはCTSが決めること」と無責任に丸投げの姿勢。CTSに新たな仕事を発注したのに、人もつけない、手当もつけないのなら、その契約金はどこに行ったのか。

 ▼もっと突っ込んで追及を 「自宅待機」について清掃だけ除外されていた。許しがたいと団交で認めさせた。団交では担当部長が「消毒作業のノウハウも指導体制もない」と言った。「じゃあ、やらなくていいんだな」と追及すると黙り込んだ。この辺をもっと追及してもらいたい。

 ▼差別は許さない 世の中で医療従事者への差別が言われているが、駅清掃でごみの回収をしている仲間に「コロナをまき散らすな」と暴言を吐いた客がいた。こうした問題へも取り組みを。

 ▼人を増やさないと 大きな事業所ではなく同じ人数でやっているので、本来の清掃の仕事が手薄になっている。人を増やさないと対応できない。

 ▼あまりにひどい 清掃の設備はあまりにもひどい。個人の机もない。洗濯機や乾燥機、トイレ、手洗いの数も人数の割に少なすぎる。女性は昼休みにトイレ待ちで並んでいる現状だ。改善させていく必要がある。

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