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斎藤いくま 政策リーフ

2016年4月30日土曜日

闘いなくして安全なし No.071

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFTDNneEpHd0Z5TjQ/view?usp=sharing


籠原駅漏電・炎上  「がいし」は68年製
メンテナンス合理化で大事故に

 JRは3月24日付の『安全速報』で、3月15日に発生した籠原駅の漏電・炎上事故について説明しています。
 会社はがいし(絶縁体)について「寿命は 20~25年」と説明していました。そのがいしは68年製(48年前!)で、実際の設置日については「調査中」だというのです。
 台帳上にある「91年設置」だとしてもすでに25年がたっています。周辺のがいしをすべて交換しなければならなかったことからも、いかに危険な状態だったかは明らかです。

「高抵抗地短絡」で被害拡大

 今回の漏電は電気抵抗の高いコンクリート電柱を伝ったものでした。そのため変電所ではモーターに電気が流れたときと区別がつきません。
 「高抵抗地絡」と呼ばれる現象で、現場では激しいショートが起きているのに、電気を遮断できない状態が続くのです。
 これが大事故につながることは知られていました。対策は研究されていましたが、実用化はまだされていません。
 ならば、要員を十分に確保して現場での点検に力を入れるべきです。しかし、電力など設備関係の業務は次々に外注化され、要員は徹底的に減 らされてきました。
 外注化とメンテナンス合理化が、「一歩間違えば大惨事」の大事故を招いたのです。




『安全速報』(3/24)による説明(動労連帯高崎NEWSより)

【原因】
・き電線のがいしが何らかの原因で損傷し、き電線を流れる電流が漏電して、各種設備を損傷したと思われる【詳細調査中】。
【列車影響】
・運休996本 遅延451本 総遅延時分37141分。
【付記】
(1)直近目視検査は2015年5月19日に実施し異常なし。当該がいしは1968年製。台帳上は1991年設置となっていたが、実際に現場にいつ取り付けられたかは調査中。
(2)復旧作業
 ・至近点検及びがいし20箇所点検(全20箇所取替)また124箇所点検を行い19箇所取替。
 ・籠原駅電源切替機4台取替。
(3)上記以外の損傷個所
 ・列車の進路を制御する「連動装置」ほか「信号機器」が損傷(3箇所)、「踏切保安装置」損傷(3箇所)、信号機器室・信通機器室・踏切器具箱(3箇所)、その他多数。

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