2016年4月16日土曜日

日刊動労千葉 第8086号

大量退職を利用した全面外注化と組織破壊を許すな!
定年延長と65歳まで働ける労働条件確立へ闘いぬこう!

17年度退職予定者全員集会を開催
JR千葉支社に申34号で緊急申し入れ
 

 動労千葉は、今年度から本格的に始まる大量退職に対して、3月29日~31日の3日間、「2017年度退職予定者全員集会」を開催し、JR東日本が大量退職を利用して全ての業務を外注化し、その過程で労働組合に対する組織破壊を行おうとしていること、さらに、エルダー制度の問題点や組合員が会社側に希望する職種、地域を提出する際の意思統一を行った。
 集会の中では、16年度の組合員に対する就労先提示で千葉支社は「外周地域はない」旨を回答するなど、エルダー制度が完全に破綻していることが明らかになった。しかも会社が提示する資料では、「希望地区」の中に「外房」「銚子」「館山」などの外周地域が記載されていないことが明らかとなり、「これでどうやって希望をだせというのか」「提示できないなら定年延長しかないはずだ」という怒りの声が噴き出した。また、会社が行う面談時には、希望する就労先の労働条件や勤務時間等細かなことが分からなければ希望するに希望できないとの声もあがった。
 また、4月生まれの者が退職する際、夏季手当が支払われない問題については、今後、法的手続きを行うことで意思統一をはかった。
 動労千葉は、集会の中で出された意見や問題点を集約し、上記の通りJR千葉支社に対して緊急申し入れを行った。JRは、本人希望に基づき就労先を決定しろ! 定年延長と65歳まで働ける労働条件確立へ闘いぬこう! 

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