2016年5月26日木曜日

外注化阻止ニュース 第263号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka263.pdf


再雇用で同業務 賃下げ違法
外注化撤回し、定年延長・大幅賃上げを

 東京地裁で5月13日、「業務の内容や責任が同じなのに賃金を下げるのは違法」という判決が出ました。労働契約法20条「不合理な差別を禁止する規定」に違反するというものです。

エルダー制度も外注化も違法

 「同じ業務での賃金格差」が違法ならば、検修・構内業務や駅業務において当然にように賃金が下げられるエルダー制度は、制度自体が違法となります。JRは直ちに定年延長を行い、65歳まで働き続けることのできる労働条件を確立しなければなりません。
 さらに、外注化でJR本体の労働者を低賃金のCTSプロパー社員で置き換えることも違法となります。プロパー社員は、JR本体で雇用して同じ賃金を支払うべきなのです。

CTS清掃部門でも違法行為


 またJR千葉鉄道サービス(CTS)の清掃部門においても、60歳以降は、正社員も契約社員も大幅に賃金が下がる取り扱いがされています。CTSが進める就業規則改悪も違法行為そのものです。


 JRとCTSは違法行為を撤回して大幅賃上げを!
 エルダー制度を廃止して65歳までの定年延長を!
 すべての関連業務を直営に戻し、すべての労働者を直接雇用に!

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