2019年3月1日金曜日

日刊動労千葉 第8585号

3月ダイ改合理化-改悪乗務員勤務制度粉砕!
3・15動労千葉総決起集会へ!

3月15日、18時~/千葉市文化センター・5階 セミナー室
3月ダイ改ー習志野運輸区を焦点にして、ストライキで闘おう!


 動労千葉は、2月24日、第80回定期委員会を開催し、19春闘勝利、3月ダイ改合理化ー改悪乗務員勤務制度粉砕に向けて、千葉運輸区での「見極め」強制粉砕の闘いを第1波闘争として闘いぬき、そして、第2波闘争を3月ダイ改段階に、習志野運輸区を焦点にしてストライキを配置して闘いぬく方針を決定した。
 3月15日には、動労千葉総決起集会を開催する。全力で結集しよう!

津田沼~中野3往復に三鷹や千葉折り返しが付く?

 3月ダイ改では、乗務員勤務制度がごく部分的に始まっただけで、習志野運輸区では津田沼~中野3往復(泊で4往復)が設定されるなど、これまでの考え方を根本からひっくり返すような行路設定が行われている。会社は、これをモデルケースにして、「乗務効率の向上」「労働の柔軟化」をさらに進めようと狙っている。
 現在、総武緩行線では、朝夕は御茶ノ水での折り返しが行われている。しかし、中央線列車の11両化が進められている中で、今後、御茶ノ水での折り返しがなくなり、津田沼~中野が基本行路になろうとしている。そうなった場合、今度は、三鷹折り返しや千葉折り返しが付けられ可能性がある。
現場では、これでは身体がもたないとの声があがっている。
 JRは、現在、乗務員基地の再編を計画している。こうした中で、習志野運輸区では、習志野運輸区を旧津田沼車掌区(津田沼駅脇)に移転するとの話が広がっている。
 そうなった場合、入出区の外注化と一体で行われると考えられる。津田沼駅までの徒歩時間や入出区の時間を全て乗務させることができるということだ。
 また、今回、短時間行路が、習志野運輸区(4本、2本が新規)、千葉運輸区(2本)、蘇我運輸区(3本)、京葉派出(2本)、佐倉運輸区(2本)で設定された。習志野運輸区では、日中帯の2本は育児・介護勤務の乗務員が担当するが、朝夕の短時間行路は予備の本線運転士が担当する交番となっているのだ。

ダイ改後、短時間行路には予備の運転士が連日乗務

 また、今回、短時間行路が設定されていない区でも、育児介護を希望する乗務員や、支社課員の兼務発令などが行われた場合、短時間行路が設定され、余った部分は他の行路に付け加えられることになる。外周区の場合、乗り出せば乗務キロが長くなるが、それに輪をかけてロングランが強制されることになる。
 今回、習志野運輸区が焦点になっているが、ダイ改で発生する問題は、全ての運転各区で将来発生する問題だと考えなければならない。

乗務員勤務制度改悪のはじまりー闘いに起ち上がろう!


  一方、水戸支社では、3月ダイ改で、業務量は減っていないの運転士の要員が19名削減される。昨年10月の特急車掌の1人乗務による車掌削減(32名)を含めれば50名を超える削減だ。
 こうした中で乗務キロ、拘束時間が大幅に増えている。ある行路では、泊勤務で7時30分に出勤し、23時30分まで乗務し、初日が終わるのが24時を過ぎるというのだ。また、拘束時間も大幅に増え最大で27時間拘束という勤務までつくられている。 東京支社では、山手線6周の行路まで設定されている。
 こうしたことを併せて考えれば、3月ダイ改は、乗務員勤務制度改悪のはじまりだということだ。ここでストライキに起ちあがることが何よりも必要になっている。
 動労総連合を全国の職場・地域につくり、反合・運転保安闘争に起ちあがろう!
 19春闘勝利!3月ダイ改ー改悪乗務員勤務制度粉砕にストライキで闘おう!3・15動労千葉総決起集会に全力で結集しよう!

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