2019年3月6日水曜日

動労千葉組織部報 第27号

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「社友会」に入ってはならない
職場に闘う組合を取り戻そう!

 JR東日本は社長自ら号令をかけて「社友会」を推進しています。とくに木更津では「木友会」が管理者によって積極的に組織されています。深澤社長は社友会を「緩やかな情報交換の場」といいますが、その狙いは労働組合つぶしです。社友会に入ってはなりません。

「社友会」は職場から声をあげさせないための組織

 実際、「水戸社友会」の規約では、労働組合に加入している者に入会資格はなく、すでに入会していても「組合に入ったら自動的に退会」という規定になっています。そして、「総会の決定に従うこと」が義務付けられています。
 そもそも、「労働組合に加入していないこと」を前提とする組織を、管理職の主導で組織させること自体、不当労働行為そのものです。それを社長自らグループ全体で「社員との接点」の中心として据えると宣言しているのです。
 社友会の目的には、「より効率的な職場づくり」が掲げられています。労働組合ではないから、ストライキも団交もできません。管理者が代表をする組織の決定にも従わなければなりません。労働組合をつぶし、一切声をあげられない職場にしようとしているのです。

現場から団結して声をあげることに力がある

 会社は、乗務員勤務制度改悪やドライバレス運転推進、駅や電気系統をはじめとした鉄道業務すべての別会社化・転籍強制に向けた攻撃など、これまでとはレベルの違う攻撃を始めています。鉄道の安全を投げ捨て、労働者を使い捨てにして、金儲けを何より優先しようとしています。そのために労働組合を職場から一掃しようというのが会社の狙いなのです。
 しかし、会社がここまでして労働組合つぶしをするのは、現場労働者が職場から団結してたちあがることを恐れているからです。労働者の団結に、闘う労働組合に、会社施策を止める力があるからです。会社の好きにさせてはなりません。ともに闘う労働組合をとり戻そう。

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