2019年4月20日土曜日

動労千葉組織部報 第29号

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「運転士・車掌廃止」絶対反対!②
運転士・車掌は10年で「お払い箱」?

 JR東日本の「運転士・車掌廃止提案」では、「同一担務の従事期間が最長でもおおむね10年を超えないように異動や担務変更を行い、多様な経験を積みます」と記載されている。10年の間に管理者や企画部門(支社等)に行けなければ「お払い箱」にするということだ。駅業務などあらゆる鉄道業務が次々に外注化されている現状から考えれば、その先は、「多様な経験」を積むために他会社への出向や転籍させるということだ。
 しかし、考えてほしい。運転士・車掌として10年間乗務するということは、様々な事故や車両故障、風水害などを経験し、臨機応変に対応できる一番脂(あぶら)ののった時期ではないのか?
 運転士・車掌は、日々の乗務労働の中で時間に追われ、睡魔と闘い、短時間で食事を摂らなければならない状況の中でも、列車の安全、乗客の生命を守るために必死になって技術や知識・経験を重ねてきた。しかし、今回の「運転士・車掌廃止提案」は、その10年間の努力を無にするデタラメ極まりないものだ。
 「運転士・車掌を全うしたい」と思っている者は大勢いるはずだ。10年で「お払い箱」など絶対に反対だ!職場から怒りの声を挙げよう!

◇キャリアイメージ
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社員の能力、挑戦意欲を活かし、柔軟に業務経験を積むことができま
※今以上に早期から企画部門等の他職に挑戦できる機会が増えます。
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