2019年4月18日木曜日

闘いなくして安全なし No.209

https://doro-chiba.org/ga/tn209.pdf


運転士・車掌は職名も試験も廃止?
鉄道業務をなめるな!

 「運転士・車掌の職名を廃止して乗務係にする」「車掌試験も運転士試験も廃止する」こんな提案は絶対に許せません!

誇りをもち命と安全を守っている

 運転士・車掌という職名には、乗客の命と鉄道の安全を守ってきた歴史と誇りが込められています。日々、何千人という乗客の命と鉄道の安全を背負っているのです。その誇りを踏みにじるなど、絶対に許せません!
 試験を廃止して通常の人事異動で乗務員を決める? 〝会社の言うなりになれ〟〝管理職になれないならお払い箱だ〟といっているようなものです!
 鉄道において、乗務員は最も中心的な職種です。会社はその乗務員を否定しています。
 それは鉄道業務のすべてを否定することです。しかも、「同じ仕事は10年まで」? 乗務員は経験がものをいう仕事です。安全が守られるはずがありません!
 どんなに規定を変えようと、これからも運転士は運転士であり、車掌は車掌です。「ドライバレス運転ができるから乗務員はいらない」など真っ赤なウソです。
 現在、運転台にまで監視カメラが載せられています。常に監視しなければ安全を守れないとでもいうのでしょうか? 乗務員を侮辱するにもほどがある! 会社の目的は乗務員から誇りを奪い団結を破壊することです。

垣根を越えて団結し声あげよう


 会社は鉄道業務すべてをJR本体から投げ出そうとしています。今年の募集要項は「総合職」「エリア職」に変更され、社員に求めるものから「現場第一線」という言葉がすべて削除されました。そして、「マネジメントを担う」ことが必要だというのです。
 会社をエリアごとに分割し、〝JR本体に鉄道業務はいらない。すべて外注化・別会社化する〟という宣言です。鉄道で働く者すべてに対する会社からの挑戦です!
 職種や地域など、あらゆる垣根を越えて団結し、すべての職場から怒りの声をあげよう。大切なことは決して諦めないことです。動労千葉とともに闘う組合を職場に取り戻そう。

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